【3月18日】はジョン・ハートマンの誕生日:『Long Train Running』(ドゥービー・ブラザーズ)を紹介!

ドゥービー・ブラザーズがコンサートで歌っている感じの画像

今日は、ジョン・ハートマン(ドゥービー・ブラザーズ)の誕生日です

今日(3月18日)は、ドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers)のオリジナルメンバーでありドラマー、ジョン・ハートマン(John Hartman)の誕生日です。

1950年3月18日にバージニア州フォールズチャーチで生まれたジョンは、1970年にカリフォルニア州サンノゼでトム・ジョンストンらとドゥービー・ブラザーズを結成。バンドの初期黄金期を支えたドラマーとして知られています。1971年のデビューから1979年までの在籍期間中、「Listen To The Music」「Long Train Runnin’」「China Grove」などのヒット曲に参加し、バンドの特徴的なツイン・ドラム体制を確立しました。

ジョンは1987年の再結成にも参加し、1992年まで活動。2020年にはバンドと共にロックの殿堂入りを果たしましたが、2022年9月に72歳で惜しくも逝去しました。彼の情熱的なドラミングは今も多くのファンに愛されています。

ドゥービー・ブラザーズの「ジョン・ハートマンのドラミング姿」
ドゥービー・ブラザーズの「ジョン・ハートマンのドラミング姿」

まずは、この曲を公式動画(音源)でお聴きください。

🎵 公式クレジット
「Long Train Runnin’ (2006 Remaster)」– The Doobie Brothers
© Warner Records Inc. / From the album The Captain and Me(1973年)

📝 2行解説
ドゥービー・ブラザーズを代表するファンキー・ロックの金字塔。
トム・ジョンストンのギターリフとリズムの疾走感が、70年代西海岸サウンドの真髄を刻みます。
🎵 公式クレジット
「Long Train Runnin'(1993 Remix)」– The Doobie Brothers
Original song from The Captain and Me(1973)
© Warner Records Inc.

📝 2行解説
1973年の名曲を90年代仕様にリミックスした公式MV。
ファンキーなグルーヴに都会的なアレンジが加わり、新たな世代にも響く名リメイクです。

僕がこの曲をはじめて聴いたのは・・・

My Age 小学校中学校高校大学20代30代40代50代60才~
曲のリリース年1973
僕が聴いた時期

この曲を初めて聴いたのは、リリース当時かもしれません?が、ハッキリと意識して聴いたのは大学に入ってからです。福島県出身で同じクラスの洋楽好きの友達が、ドゥービー・ブラザーズ好きで、彼の影響で聴くようなった経緯があるからです。

イーグルスの雰囲気・曲調とは違い、ドゥービー・ブラザーズはなんといってもその歯切れの良さが魅力です。この曲もその点では他を圧倒していると思いますが・・・いかが?か?な?!

 Listen To The Musicも大変歯切れの良い曲で、どっちにしようか迷いましたが、ライブ映像が気に入った方をということで、こちらにしました。

ドゥービー・ブラザーズ – 西海岸ロックの旗手

ドゥービー・ブラザーズは、1970年代のウェストコーストロックを代表するバンドとして、イーグルスと並ぶ存在感を示しました。

トム・ジョンストン(ボーカル・ギター)、パトリック・シモンズ(ギター・ボーカル)、ジョン・ハートマン(ドラム)らが中心となり、ロックにR&Bやソウルの要素を織り交ぜたサウンドで人気を博しました。

1971年のデビューアルバム『The Doobie Brothers』からスタートし、1973年の『The Captain and Me』でブレイク。バンド名の「ドゥービー」はスラングで「マリファナ煙草」を意味し、彼らの自由な精神を象徴しています。ジョン・ハートマンのドラミングは、ツイン・ドラム体制とともにバンドのファンキーなリズムを支え、ライブでの一体感を生み出す原動力となりました。

『Long Train Runnin’』の誕生とその魅力

『Long Train Runnin’』は、1973年にリリースされたアルバム『The Captain and Me』からのシングルで、トム・ジョンストンが作詞・作曲を手掛けました。元々はインストゥルメンタルとしてライブで演奏されていた曲ですが、プロデューサーのテッド・テンプルマンの提案により歌詞が加わり、完成形に。

アメリカのビルボードHot 100で8位を記録し、バンド初のトップ10入りを果たしました。イントロのギターカッティングとジョン・ハートマンの力強いドラムが織りなすリズムが印象的(まさにそこですよ!!)で、ブルースハープの間奏が旅の情景を鮮やかに描きます。レコーディングでは、ジョンとマイケル・ホサックのツイン・ドラムが一体感のある音圧を生み出し、バンドの個性を際立たせました。

時代背景と音楽シーン – 1973年のアメリカ

1973年、アメリカはウォーターゲート事件が表面化し、政治的な緊張が高まる中、音楽は若者文化の重要な支えとなっていました。ロックシーンでは、グラムロックやプログレッシブロックが注目される一方、ドゥービー・ブラザーズのようなウェストコーストバンドが、日常の喧騒から解放されるようなサウンドで人気を集めました。『Long Train Runnin’』は、列車が走るようなリズムと自由な旅を連想させる歌詞で、閉塞感のある時代に希望を与える存在となりました。ラジオでのヘビーローテーションがバンドの名を広め、ライブパフォーマンスが若者の心を掴みました。

※グラムロックと言えは・・・代表格は「T-Rex」ですね(>_<)

音楽と歌詞の深み

『Long Train Runnin’』の魅力は、イントロのギターとドラムが織りなすリズミカルなサウンドにあります。トム・ジョンストンの力強いボーカルが「Without love, where would you be now?」と問いかけ、愛と旅をテーマにした歌詞が共感を呼びます。ジョン・ハートマンのドラムは、曲全体に推進力を与え、列車が走るような躍動感を演出。50年以上経った今でも、CMや映画で使われるこの曲は、時代を超えて新鮮に響きます。

文化的影響と現代への遺産

『Long Train Runnin’』は、1973年のリリース以来、ドゥービー・ブラザーズの代表曲として世界中で愛されてきました。日本でも1990年代にトヨタのCMで使用されるなど、世代を超えて親しまれています。2020年代に入ってもストリーミングで人気を保ち、ライブでは必ず盛り上がる定番曲。

『Long Train Runnin’』の今

『Long Train Runnin’』は、ジョン・ハートマンのドラミングが輝く一曲であり、ドゥービー・ブラザーズの初期のエネルギーを象徴しています。自由な旅と愛を歌ったこの曲は、50年以上経った今も色褪せず、聴く者を旅へと誘います。

皆さんにとって、この曲はどんな情景を呼び起こしますか? 遠くへの旅、青春の記憶? コメントで教えてください。次回の音楽特集もお楽しみに!

「現代のライブパフォーマンス」 2020年代のコンサートで『Long Train Runnin’』を演奏するドゥービー・ブラザーズ。
「現代のライブパフォーマンス」 2020年代のコンサートで『Long Train Runnin’』を演奏するドゥービー・ブラザーズ。

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