【2月26日】は、ジョナサン・ケインの誕生日-『Separate Ways』-(ジャーニー)を紹介!

今日は、ジョナサン・ケイン(Jonathan Cain)の誕生日です。

今日は1950年生まれのジョナサンケインの75才の誕生日です。
おめでとうございます。
ジャーニーのキーボード奏者およびリズム・ギタリストとして最もよく知られています。
また2017年にはジャーニーのメンバーとしてロックの殿堂入りを果たしています。

今日の紹介曲:『Separate Ways』-(ジャーニー) 公式動画!!

最初がオフィシャルビデオです。作りが古いっちゃ古いですが、パワーはさすがです。

🎬公式動画 クレジット 
Journey - Separate Ways (Worlds Apart) (Official HD Video - 1983)
© 1983 Columbia Records, a division of Sony Music Entertainment

2行解説
🔥 1983年のアルバム『Frontiers』からの代表曲で、スティーヴ・ペリーの力強いボーカルとドラマチックな構成が印象的。MTV時代を象徴するシンセ・ロックの名作として、現在でも高く評価されています。

僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・♫

My Age 小学校中学校高校大学20代30代40代50代60才~
曲のリリース年1983
僕が聴いた時期

この曲を初めて聴いたのは、1983年で社会人3年目の頃24~25才くらいでの時でしょうか!?。

ジャーニーは、特にボーカルのスティーブペリーのハスキーでハイトーンな声質が好きで、学生時代からよく聴いていました。

ジャーニーもBest10作成候補のバンドです。

僕の音楽的趣向傾向として、中学時代からバラード系が好きで、和洋楽曲ともにその傾向があります。
今回も最初の候補は「Faithfully」「Open Arms」などを考えたのですが、どうしても偏ってしまいがちなので、(どうせBest10でも紹介するし・・・と)思い切って、(歌詞は切なくもありますが)ストレートなロックにしました。

でもこの曲はこの曲で、とてもいい!大好きな一曲です。


Journey「Separate Ways (Worlds Apart)」──音楽と人生が交差する名曲

Journeyは1970年代後半から1980年代にかけて、ポップロックとハードロックの狭間で独自の音楽を築き上げてきました。彼らの楽曲は、時代の流れを捉えながらも普遍的なテーマを扱うことで、世代を超えて愛され続けています。その中でも「Separate Ways (Worlds Apart)」は、象徴的な楽曲として知られ、音楽と人生の交差点を表現した作品と言えるでしょう。本記事では、この楽曲の背景や制作秘話、歌詞の意味、音楽的な特徴、ライブパフォーマンス、そして文化的な影響に至るまで詳しく考察していきます。

音楽的背景と制作秘話

1983年にリリースされたアルバム『Frontiers』のオープニングを飾る「Separate Ways」は、Journeyにとって新たな時代の幕開けを象徴する楽曲でした。バンドはこの時期、ハードロックの力強さに加え、シンセサイザーを駆使したサウンドを積極的に取り入れ、より洗練された音楽性を追求していました。

制作過程では、ライブパフォーマンスで観客が求める熱量を意識しながら、エネルギッシュな楽曲に仕上げることが重視されました。リハーサルでは、スティーブ・ペリーの力強いボーカルと、ネール・ショーンのエッジの効いたギターリフのバランスを探る試行錯誤が続いたと言われています。

特に興味深いのは、スタジオ録音中のエピソードです。「Separate Ways」のレコーディングは、バンドメンバーと録音エンジニアの間で激しい議論が交わされるほど、細部にまでこだわり抜かれました。楽曲の冒頭で聴こえる特徴的なシンセサイザーのフレーズは、当時の最新機材を駆使して作られたもので、バンドとしても新たな試みでした。

歌詞のテーマと解釈

タイトルが示すように、「Separate Ways」は別れをテーマにした楽曲です。しかし、単なる恋愛の終焉を描くだけではなく、人生の岐路に立たされた人間の感情を掘り下げています。

歌詞には「愛の思い出は決して消えない」「離れ離れになっても心の中ではつながっている」といったニュアンスのフレーズが散りばめられており、切なさと希望が共存する構成となっています。この点が、リスナーにとって共感を呼ぶ大きな要因の一つです。

また、バンドメンバーの実体験が歌詞に影響を与えているという話もあります。当時、スティーブ・ペリー自身が個人的な別れを経験しており、その感情が歌詞に投影された可能性が指摘されています。こうした背景を知ることで、楽曲の持つ深みがより一層感じられるでしょう。

音楽的構造とスタイル

「Separate Ways」のイントロは、シンセサイザーの強烈なリフから始まり、徐々にギターとドラムが重なっていく構成になっています。(ここ、たまらんところです!!)
これは、リスナーを一瞬で楽曲の世界へ引き込むための意図的な演出です。

ギターリフはシンプルでありながら非常に印象的で、ライブでは観客の熱狂を生む要素となっています。また、スティーブ・ペリーのボーカルは、サビに向かうにつれて感情が高まり、楽曲全体のドラマ性を強調しています。

特筆すべきは、曲全体のダイナミクス(音の強弱)です。バース(Aメロ)では比較的抑えたテンションで進行し、サビに入ると一気に爆発的なエネルギーが放出される。この構造が、「Separate Ways」を単なるバラードではなく、エモーショナルなロックナンバーへと昇華させています。

商業的成功と批評

「Separate Ways」はリリース当時、ビルボード・ホット100で最高8位を記録し、Journeyの代表曲の一つとなりました。ラジオやMTVでの頻繁な放送により、瞬く間に知名度を高め、多くのファンを獲得しました。

しかし、批評家の評価は分かれました。一部の評論家は「過剰に商業的」と批判し、特にミュージックビデオに関しては「時代を象徴するが、やや滑稽」との指摘もありました。一方で、多くのリスナーにとっては、エネルギッシュなサウンドと感情豊かな歌詞が強く響き、今でも根強い人気を誇っています。

ライブパフォーマンスにおける重要性

Journeyのライブにおいて、「Separate Ways」は欠かせない楽曲の一つです。イントロのシンセサイザーが流れた瞬間、観客の歓声が沸き起こる光景は、まさにライブの醍醐味と言えるでしょう。

特にサビの部分では、会場全体が一体となって大合唱する場面が見られ、バンドと観客が一体化する感動的な瞬間を生み出します。ライブならではのアレンジや、即興的なギターソロなども、楽曲の魅力をさらに引き立てています。

文化的影響と後世への影響

「Separate Ways」は、リリースから40年以上経った現在でも、その影響力を失っていません。映画やテレビドラマ、CMなどに使用される機会も多く、新たな世代のリスナーにも届いています。

また、近年ではTikTokなどのデジタルプラットフォームで再び話題となり、若い世代によるリバイバルが起きています。こうした現象は、楽曲が時代を超えて共感を呼ぶ普遍的な魅力を持っていることの証明でもあります。

結論

Journeyの「Separate Ways (Worlds Apart)」は、1980年代のロックシーンにおける革新的なサウンドと、普遍的なテーマが融合した名曲です。別れというテーマを扱いながらも、どこか前向きなエネルギーを持ち、聴く者に勇気を与えてくれる楽曲でもあります。

また、MTVの時代から現代のデジタルプラットフォームに至るまで、楽曲が新たな形で再評価され続けている点も注目すべきポイントです。

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