【12月5日】は、原田 真二さんの誕生日-『てぃーんずぶるーす』を紹介!

今日は、原田 真二さんの誕生日です。

今日(2024.12.5)は原田 真二の66才の誕生日です。おめでとうございます。
なんと僕と同い年。彼は青山学院大学に通ってたので、渋谷か原宿あたりですれ違ったかもです!(^^)!

今日の紹介曲:『てぃーんずぶるーす』-原田 真二

この動画はロックバージョンとのことですが、原田真二さんのほかに女性が二人参戦していますね。
一人は伊東ゆかりさんで、もう一人はしばたはつみさんです。お二人とも懐かしい顔ですな!(#^^#)

僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・♫

My age小学校中学校高校大学20代30代40代50代60~
曲のリリース   1977     
僕が聴いた時期        

曲のリリースは正に僕が憧れの東京へ行った年の秋です。
僕の学校は御茶ノ水にあったので、メインの遊び場は新宿でした。
同じ年ということもあり、彼の住まいは知りませんが大学は渋谷にある青学(中退してますが)だったので、ホントに同じ時代・時にお互いあの大都会にいたんですな!!

初めて聴いたのがいつかはハッキリとは覚えていませんが、巷でだヒットしたのは知っています。紆余曲折はあったものの、同じ広島出身の吉田拓郎に手塩にかけて育て可愛がっていたようです。

アップテンポな曲で、且つ都会っぽくカッコいい、そんな小気味いい曲で外国のポップの様な感じが好きでした。『キャンディー』も同様にヒットしましたが、僕はこちら派。シャウト感が良いです。

『てぃーんずぶるーす』 – 原田真二

1977年10月25日、原田真二のデビューシングル『てぃーんずぶるーす』がリリースされました。この楽曲は、彼の音楽キャリアの幕開けを象徴するだけでなく、当時の音楽シーンに新たな風を吹き込んだ重要な作品です。

高校3年生のときに原田が作りためた楽曲の一つで、もともとは「君の世代へ」というタイトルで社会問題をテーマにした内容でした。しかし、より商業的なアプローチを採るため、松本隆が作詞を担当し、流行歌としての完成度を高めました。松本の手によって、若者の心情に寄り添う普遍的なメッセージが盛り込まれ、多くの人々の共感を呼ぶ作品に仕上がりました。

この楽曲が描くテーマは、若者の葛藤や愛の儚さ、そして「若さ」が持つ繊細さや傷つきやすさです。松本隆は、「男だって悩み、苦しむ」という視点から歌詞を構築し、原田の若々しい感性を最大限に引き出しました。この結果、彼の歌声は多くの若者たちの心に深く響き、デビュー曲として見事な成功を収めました。

『てぃーんずぶるーす』はオリコン週間ランキングで6位を記録し、1978年度の年間ランキングでも47位にランクイン。その後も続くシングルが大ヒットを記録するなど、原田真二は瞬く間に日本の音楽シーンを席巻しました。


音楽的要素とその魅力

『てぃーんずぶるーす』は、フォークロックやポップスの要素を取り入れた楽曲です。原田自身がギターを弾きながら歌うスタイルは、シンプルながらも聴く者に力強い印象を与えました。バックバンドとのアンサンブルも巧みに調和し、特にリズムセクションが楽曲全体の土台を支える重要な役割を果たしています。このような構成により、聴衆に安心感と共鳴を与えると同時に、楽曲の魅力をより際立たせています。

原田の透明感あふれるボーカルも、この楽曲の大きな魅力の一つです。その声は楽曲の感情を一層際立たせ、聴く者にリアルな心情を届けます。この「感情と技術の融合」が、当時の音楽ファンだけでなく、幅広い世代に受け入れられる要因となりました。

『てぃーんずぶるーす』の音楽的影響は非常に大きく、同時代のポップスシーンだけでなく、その後のアーティストにも多大な影響を与えました。若者の心情を繊細に描くスタイルは、後続のシンガーソングライターやアイドルたちにも引き継がれ、現在に至るまで多くの楽曲にその遺産が息づいています。


歌詞の魅力と分析

この楽曲の歌詞には、若者特有の不安や焦燥感が色濃く描かれています。「何をしても上手くいかない」「周りと比べて自分は何も持っていない」といったフレーズは、ティーンエイジャーが抱える普遍的な悩みを象徴しています。こうした歌詞は、リスナーに「自分だけが悩んでいるわけではない」と感じさせ、深い共感を生み出します。

さらに、この楽曲には希望や前向きなメッセージも込められています。挫折や苦悩の中にあっても、それを乗り越えていく力強さを伝えるこの楽曲は、聴衆に勇気と励ましを与えます。この絶妙なバランスが、多くのリスナーの心に響き、『てぃーんずぶるーす』を長く愛される楽曲へと昇華させました。


時代背景と文化的意義

1970年代の日本は高度経済成長期を経て、大きな社会変革を遂げた時代でした。都市化が進む中で、音楽シーンもまた多様性を増し、フォークソングや昭和歌謡、アイドルブーム、ロックバンドの台頭が同時に進行していました。『てぃーんずぶるーす』は、こうした文化的な背景の中で生まれた楽曲です。

特に、この楽曲が発表された時代は、若者たちが新しい価値観やライフスタイルを模索する時代でもありました。そのため、『てぃーんずぶるーす』が描くテーマやメッセージ性は、多くの若者にとって共感の的となりました。音楽だけでなく、ファッションやライフスタイルにも影響を与え、原田真二自身が当時の若者文化の象徴として捉えられる存在となったのです。

この楽曲は、単なるヒットソングにとどまらず、時代の象徴としてその後の日本のポップカルチャーにおいて重要な役割を果たしました。


まとめ

『てぃーんずぶるーす』は、原田真二が紡ぎ出した青春の葛藤と希望を描いた名曲です。歌詞には多くのティーンエイジャーが共感できるリアルな感情が込められ、音楽的にも高い完成度を誇ります。この楽曲が持つ普遍的なメッセージと繊細な感情表現は、多くの人々に愛され続け、今なお聴く者に勇気と癒しを与えています。

青春時代の記憶を呼び起こし、日常の忙しさの中で自分自身を振り返るきっかけを与えてくれる『てぃーんずぶるーす』。原田真二がデビュー曲として放ったこの輝きは、これからも色褪せることなく、音楽ファンの心に刻まれ続けるでしょう。

歌詞

『てぃーんずぶるーす』-原田真二(作詞:松本隆,作曲:原田真二)

駅に走る道は雨で
川のように僕のズックはびしょぬれ
ぬれた踏切から見たよ
汽車の窓に流れる君を探して
冷たいレールに耳あてれば
ふたりの秋が遠ざかる
泣いてる君は ぶるーす

みんな軽々しく愛を
口にしても君は違うと信じた
なのに君は僕の手より
座り心地のいい幸せ選んだ
都会が君を変えてしまう
造花のように美しく
渇いた君はぶるーす

誰も知っちゃないさ 若さ
それがこんな傷つきやすいものだと
誰も知っちゃないさ 若さ
それがこんなこわれやすいものだと

僕は愛に背中向ける
伏せ目がちのジェームス・ディーンまねながら
それが 僕のぶるーす

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