今日は、セス・ジャストマン(Seth Justman)の誕生日です。
今日(2025.1.27)が74歳の誕生日(1951/1/27生まれ)です。おめでとうございます。
ご紹介する、J・ガイルズ・バンドの楽曲『堕ちた天使』も、彼が作詞作曲しています。うむ!!
セス・ジャストマンはアメリカのキーボード奏者、シンガー、ソングライターです。彼はJ.ガイルス・バンドのすべてのアルバムとツアーでキーボードを演奏し、さらにほとんどの曲を作詞または共作し、ピーター・ウルフがバンドを脱退した後はリードを歌った。
引用:ウィキペディア
今日の紹介曲:『堕ちた天使』-(J・ガイルズ・バンド)-です。-(公式動画)
次の動画は、オフィシャルビデオです。(The J. Geils Band – Centerfold (Official Music Video)
クレジット
The J. Geils Band – Centerfold (Official Music Video)
℗ 1981 EMI America Records
2行解説
軽快なサウンドとキャッチーなメロディで全米1位を獲得したJ.ガイルズ・バンドの代表曲。
歌詞は「かつての憧れの彼女が雑誌のセンターフォールドに登場してしまった」というユーモラスな内容です。
僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・♫
My Age | 小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60才~ |
曲のリリース年 | 1981 | ||||||||
僕が聴いた時期 | ● |
学生時代に聴いたんだと思い込んでおりました。(よくある曖昧な記憶です!)
実際初めて聴いたのは、社会人1年目の時でした。
二日前にご紹介した、『大瀧詠一のロングバケーション』を聴いたときとほどんど一緒の時期です。
それはともかく、なんともお銚子の良い、楽しい曲ではありませんか?
ただそれだけで、大好きな一曲です。
J・ガイルズ・バンド『堕ちた天使(Centerfold)』の魅力を語る
J・ガイルズ・バンドの『堕ちた天使(Centerfold)』は、1981年9月13日にリリースされました。この曲は、翌年1982年に全米シングルチャートで1位を獲得し、彼らの代表曲として世界中で親しまれています。その魅力や背景を語ると、どうしても真面目な分析に偏りがちですが、ここでは事実を踏まえつつ、少し楽しく“盛って”ご紹介していきます。
音楽的な魅力:元祖“盛り上げ上手”の秘密
『堕ちた天使』を聴けば、多くの人が「いきなりテンション上がる!」と思わず叫んでしまうのではないでしょうか。この曲は、聴き始めたら止まらない“祭りのイントロ”が最大の武器です。地元のお祭りで太鼓がドンドコ鳴り始めたときのようなワクワク感が溢れ出します。
- キャッチーなメロディ
一度ハマると脳内で無限ループするメロディ。真夜中にふと思い出して、眠れなくなること間違いなしです。ピーター・ウルフのボーカルが加わると、メロディがさらに感情豊かに響き渡ります。 - 絶妙なギターリフ×ホーンセクション
まるで「豪華な結婚式料理のフルコース」のように、ギターとホーンが交互に登場し、どちらも楽しみたくなる嬉しい混乱を生みます。この掛け合いは、曲全体にエネルギーと楽しさを注ぎ込み、聴く者を引き込みます。 - リズムセクションの安定感
ドラムとベースがしっかりとした土台を提供し、その上に自由自在なメロディやリフが乗ることで、全体の一体感を高めています。このリズムの安定感が、曲の高揚感を支えているといっても過言ではありません。
ピーター・ウルフのボーカル:口からエネルギー飲料!?
ピーター・ウルフのボーカルは、まるで情景を描く筆のような力を持っています。歌い始めた瞬間から、映画のワンシーンのような情景が目に浮かぶほどです。その声には、力強さと茶目っ気が絶妙に混ざり合い、まるで口からエナジードリンクを噴射しているようなインパクトを与えます。
- ストーリーテリングの才能
ウルフは、単に歌うのではなく、歌詞の物語を語る才能に溢れています。曲の中で主人公の感情や状況を見事に表現し、聴く人の心をつかんで離しません。 - ライブパフォーマンスの魅力
ライブでは、彼のエネルギッシュなパフォーマンスがさらに際立ちます。観客と一体となるその姿勢は、音楽を超えた体験を生み出します。
歌詞の深層:甘酸っぱさの中に潜む“天使の葛藤”

『堕ちた天使』の歌詞は、一見軽快でコミカルに感じられますが、その奥には深いテーマが隠れています。曲のテーマは「高校時代に密かに憧れていた女性が雑誌のセンターフォールドを飾っていた!」というもの。この設定には青春特有の甘酸っぱさと、現実に対する苦い気づきが込められています。
- 憧れと現実の衝突
主人公の「勝手に作り上げた理想」が壊される様子は、多くの人が共感できる普遍的なテーマです。その裏にある「理想の人物が実際には自分と同じ人間だった」という気づきは、誰もが経験する成長の一環といえるでしょう。 - 甘酸っぱい青春の回想
青春時代に戻って、自分の純粋な思いを振り返るような感覚を味わえる歌詞です。特に「彼女は歩くのか?話すのか?完璧なのか?」という問いかけには、主人公の戸惑いや葛藤が凝縮されています。
ビジュアルとパフォーマンス:ウルフが“天使”を召喚する!?
80年代はミュージックビデオが音楽文化の中心となった時代。その中で『堕ちた天使』のMVは、時代を象徴する作品として高い評価を受けています。(2番目の動画です!)
ピーター・ウルフがステージを飛び回り、視覚的にも観る者を魅了します。
- エンターテインメント性の高さ
ステージ上での動きや表情は、観客を飽きさせません。「とにかくじっとしていられない!」という彼の動きが特徴的で、まるで音楽自体が彼を動かしているかのようです。 - ダイナミックな演出
ホーンセクションの決めポーズや、バンドメンバー同士のアイコンタクトと連携。観客は音楽だけでなく、視覚的にも楽しむことができます。
社会的背景と影響:お騒がせ青春ソングの功罪?
1982年、ディスコブームが終焉を迎え、ロックやポップが音楽シーンを席巻していた時代。『堕ちた天使』は、そんな時代の移り変わりを象徴する一曲として位置づけられています。
- 若者文化の象徴
歌詞のテーマやノリやすいメロディは、当時の若者の心に刺さり、「自分たちの物語だ!」と感じる人が続出しました。 - 時代を超えたメッセージ
理想と現実のギャップ、自己認識、社会的期待など、普遍的なテーマが含まれており、今でも多くの人々に共感されています。
『堕ちた天使』の裏話や豆知識
ここで少し、この曲にまつわる豆知識をお届けします。
- 曲の制作背景
『堕ちた天使』は、実際のセンターフォールド文化を風刺的に捉えつつ、それを軽快なポップソングに仕上げた点で特異です。メンバーのユーモアとクリエイティビティが詰まっています。 - MTVブームの立役者
この曲のMVは、当時のMTVブームを象徴する一作であり、映像と音楽の融合がどれほどの力を持つかを示しました。 - 日本での反響
日本でも、この曲は大きな反響を呼び、80年代の洋楽ブームの一翼を担いました。カラオケで歌う人も少なくありません。
まとめ:時代を超えて愛される“甘酸っぱエネルギッシュ”ナンバー
『堕ちた天使』は、ノリノリのサウンドに青春の甘酸っぱさを詰め込んだ一曲。派手な視覚効果や深みのある歌詞も相まって、世代を超えて多くの人々を魅了し続けています。「理想と現実のギャップ」を楽しませてくれるストーリーは、今なお新鮮です。
もしまだ聴いたことがない方は、イヤホンを装着しながら通勤や通学路で「歩きながら踊れるかな?」と試してみてください。きっと曲の魅力に引き込まれることでしょう。
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