【3月16日】はナンシー・ウィルスンの誕生日:『アローン(Alone)』-魂を刻む名曲(by ハートHeart)を紹介!

ハートの二人がエネルギッシュにライブ会場の舞台で、歌ってキターを弾く!

今日は3月16日はナンシー・ウィルソン(Heart)の誕生日

1954年3月16日生まれのアメリカ人ミュージシャン、ナンシー・ウィルソン(Nancy Wilson)は、姉アン・ウィルソンと共にロックバンド「ハート(Heart)」のギタリスト兼セカンドボーカルとして世界的な名声を得ました。

カリフォルニア州サンフランシスコ出身の彼女は、幼少期から音楽に親しみ、10代でギターを手に持つようになりました。大学在学中に姉と合流し、ハートを結成。女性がリードする初のハードロックバンドとして商業的成功を収め、1970年代後半から1980年代にかけて数々のアルバムをリリースしました。

ナンシー・ウィルソンの若き日のポートレート

特に『Dreamboat Annie』(1975年)や『Little Queen』(1977年)で「Magic Man」「Crazy on You」「Barracuda」などのヒット曲を生み出し、1980年代にはポップ寄りのサウンドで再ブレイク。ハートは全世界で3500万枚以上のレコードを売り上げ2013年にロックの殿堂入りを果たしました。

まずは公式動画をご覧ください。

サウンドの秘密

『アローン』のイントロを飾るピアノと、ナンシーとアンの力強いボーカルが心に染みます。ストリングスの追加がドラマ性を高め、聴くたびに感情が溢れ出します。以下の動画で、その魔法を体感してください!感情の波があなたを包み込む名演です。

ブロンドヘアーで、髪とギターを振り回し、舞台で縦横無尽に翔る女性が、そうナンシーです。カッコ良すぎます!!!

アンがリードを務めサブがナンシー。彼女たちのボーカルは、感情の起伏を巧みに操り、プロデューサーのサポートで完璧に仕上げられました。バックのコーラスが深みを加え、1980年代のプロダクション技術の粋を集めた一曲です。

次は公式のライブ映像です!!! こちらもかっこよすぎます。

僕と『アローン』の出会い

My Age 小学校中学校高校大学20代30代40代50代60才~
曲のリリース年1987
僕が聴いた時期

この曲のリリースは、1987年5月16日です。僕はこのときはじめての県外勤務で北九市の小倉中心部で働いていました。社宅は到津(いとうずと読みます)といって中心部から3.5㎞の所、電車で15分もかからないところでしたね。当時は路面電車が走っていました。毎日のように職場近くの雀荘や居酒屋に通っていましたし、何もなくても社宅前の居酒屋で一杯やって帰る日々が延々と続いていました。いい時代でした(>_<)

小倉 路面電車
AIさん、日本語が全然だめです。皆さんすみません。

1987年リリース時にこの『アローン』を初めて耳にしたはずです。
音楽には誰より耳を広角にしていましたからね。今でいうパワーバラードの代名詞の様な楽曲で、アンの声質と声量には驚きました。感動しました。

あれから40年近くが経過しましたが、まだ僕の中では新鮮さが残る素晴らしい曲です。

ナンシー・ウィルソン – ギターと歌の魔法使い

音楽の旅の始まり

ナンシー・ウィルソンは、幼少期にビートルズのテレビ出演に衝撃を受け、音楽の道を志しました。姉アンのバンドに加入後、ハートの個性を確立。彼女のギタープレイは、フラメンコやクラシックの要素をハードロックに融合させ、独自のスタイルを生み出しました。2016年、ギブソン誌は彼女を史上8番目の偉大な女性ギタリストに選出。歌唱面では『These Dreams』(1986年)で初のビルボード1位を獲得し、バンドの多面性を証明しました。

1980年頃の「ステージで輝くナンシー・ウィルソン」
1980年代のライブステージでギターを弾くナンシー・ウィルソン。情熱的な表情とエネルギッシュな姿。

ソロへの挑戦

2010年代に入り、ナンシーはソロ活動にも挑戦。2021年のデビューアルバム『You and Me』では、ブルース・スプリングスティーン(大好きです!)の「The Rising」やパール・ジャムの「Daughter」などのカバーを収録し、新たな才能を開花させました。ハートの名曲に加え、ソロでの表現力も注目を集めています。

ヒットの背景

『アローン』は、1987年のアルバム『Bad Animals』からシングルカットされ、ハートの2番目のビルボード1位を獲得。原曲はトミー・ページとビリー・スタインバーグによるもので、ナンシーとアンがアレンジを加え、深い情感を吹き込みました。当時、MTVでのプロモーション映像が若者の心を掴み、1987年の2番目に大きなヒットとなりました。失恋の痛みと再生を歌ったこの曲は、聴く者の共感を呼びました。

録音のドラマ

「『アローン』レコーディングの舞台裏」 アナログ機材とマイクが並ぶ。

レコーディング中、ナンシーは感情を込めるため何度もテイクを重ね、プロデューサーと衝突したとも言われます。その情熱が、ピアノとストリングスが織りなす壮大なサウンドに反映され、彼女のボーカルが際立ちました。初めて聴いた時、その力強さに圧倒されました。

時代背景 – 1987年の鼓動

社会の変化

1987年、アメリカはレーガン政権下で経済が繁栄しつつ、音楽シーンはMTVの影響でビジュアルが重視されていました。ポップとロックが融合し、ハートもその波に乗りました。『アローン』は、華やかな時代に心の内面を描く異色作として響きました。

音楽の潮流

当時、ボン・ジョヴィやデフ・レパードがハードロックを牽引する一方、マドンナやマイケル・ジャクソンもポップを席巻。ハートは女性デュオとして独自の地位を築き、『アローン』で情感豊かなバラードを提示しました。

1987年のアメリカの都市風景。カラフルなネオンとレトロな車が並ぶ。 
1987年のアメリカの都市風景。カラフルなネオンとレトロな車が並ぶ。 

歌詞の深み – 別れの叫び

切なさの核心と僕の心に残る一節

How do I get you alone?」の問いかけは、愛を失った者の切実な願い。別れの痛みを描きながらも、前を向く強さが込められています。初めて聴いた時でも、耳に残るフレーズです。

Can you hear me calling your name?」は、届かない想いを叫ぶ声。失恋の夜に聴き、涙した人も多いのでは・・・?。皆さんにも響くフレーズはありますか?

文化的影響 – 時代を超えた遺産

当時の熱狂と現代への響き

1987年、『アローン』はラジオとMTVで大ヒット。カラオケで歌われる人気曲となり、若者文化に深く根付きました。ハートの女性パワーを象徴する一曲として、今も愛されています。

2020年代になっても、『アローン』はストリーミングやカバーバージョンで再注目。次世代のアーティストにも影響を与えています。2本目の動画で、その不変の魅力を感じてください!時代を超えたハートの魂が炸裂です。

『アローン』の今 – 永遠の名曲

僕にとっての意味

『アローン』は、青春の苦しみと再生の象徴です。この曲との出会いから今日まで、僕の人生に寄り添う曲。ナンシーとアンの声は、時を超えていつも心地よい刺激をくれます。

皆さんへの問い

『アローン』が愛される理由は、その普遍的な感情です。皆さんにとって、この曲はどんな瞬間と結びつきますか?恋の終わり、希望の光?コメントで教えてください!
3本目の動画で、ライブの迫力を味わってください!観客と一体となった熱気があなたを圧倒します。

夜空に輝く星。静かな情景が『アローン』の情感を映し出す
夜空に輝く星。静かな情景が『アローン』の情感を映し出す

■せっかくハートの曲の紹介ができました。この曲いいなと思った方は、是非この記事も見て下さい。
絶対後悔なし、太鼓判です。➡「天国への階段」

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