今日は、エディ・ジャクソン(Eddie Jackson)の誕生日です。
今日(2025.1.29)はクイーンズライクでベース、バッキング・ボーカル担当のエディ・ジャクソンの65歳の誕生日(1961/1/29生まれ)です。
おめでとうございます。僕より2つ下です( ;∀;)
今日の紹介曲:『静寂(Silent Lucidity)』-(クイーンズライク)-です。
超約
この曲は、悪夢に怯える子どもを優しく安心させながら、夢の中で恐怖を乗り越える力を教えようとする歌です。
心を開けば内なる壁は崩れ、痛みから解放されて新しい世界が見えると語りかけます。
最終的には「自分がそばで見守っているから大丈夫」と伝え、安心感を与えています。
まずは公式動画をご覧ください。
🎵 クレジット
曲名:Silent Lucidity
アーティスト:Queensrÿche
© EMI Records / Official YouTube Channel(Queensrÿche)
公開日:2009年2月26日(HDリマスター版)
📌 解説(2行)
繊細なアコースティックギターと壮大なストリングスが溶け合う、Queensrÿcheの代表的バラード。
夢と現実の境界をテーマに、心をそっと包み込むようなサウンドが魅力です。
僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・♫
My Age | 小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60才~ |
曲のリリース年 | 1990 | ||||||||
僕が聴いた時期 | ● |
はじめて聴いたのは、リリース直後ではなかったですね。
TSUTAYAにレンタルCDを借りに行った際、そもそも僕はQueenが大好きなので、たまたまQueensrÿcheという文字を見て、Queenのコピーバンド的なバンドかな?程度の気持ちで、アルバム『Empire』を借りてきたのが出会いです。
この曲を聴くと歌唱的にはロキシーミュージックのブライアン・フェリーを彷彿とさせ、ジャンル的にはプログレッシブにも分類されることから、どこかキングクリムゾンと重なります。いずれにしても、僕の広大なストライクゾーンでも真ん中辺です。(^_-)
クイーンズライクの名曲「Silent Lucidity」の魅力
クイーンズライク(Queensrÿche)の「Silent Lucidity」は、1990年にリリースされたアルバム『Empire』に収録され、30年以上経った今でも多くの音楽ファンに愛され続けています。この楽曲は、プログレッシブ・メタルというジャンル(なんじゃそりゃ??)を基盤としながらも、それを超えて広く普遍的な感動を与える名曲です。特に、美しいメロディと哲学的な歌詞、圧倒的な演奏とボーカルの融合が、この曲を時代を超えた傑作として際立たせています。

美しいメロディと壮大な展開
「Silent Lucidity」の冒頭を飾るのは、アコースティック・ギターの柔らかなイントロです。この静けさは、まるで穏やかな夜明けを迎えるような感覚をリスナーに与え、自然と楽曲の世界観に引き込まれます。イントロの後には、エレクトリック・ギターが静かに重なり、さらに壮大なオーケストラサウンドが加わることで、まるで映画のクライマックスシーンを聴いているかのようなドラマチックな展開が生まれます。

この楽曲のメロディの素晴らしさは、単に美しいだけではなく、緩急のバランスが絶妙な点にあります。柔らかなアコースティック・パートと力強いエレクトリック・ギターが交互に登場し、オーケストラアレンジが曲全体に壮大なスケール感を加えることで、聴く者を飽きさせることがありません。これにより、ジャンルや時代を超え、誰にでも共感される普遍的な魅力を持つ楽曲に仕上がっています。
哲学的な歌詞が生む深い共感
「Silent Lucidity」の歌詞は、夢や意識をテーマにしており、その内容は哲学的でありながらも普遍的です。「夢の中で自由になれる」というメッセージが楽曲全体を貫き、聴く者に癒しや希望を与えます。これは現実世界での束縛やストレスを感じる多くの人々にとって、自己解放の願望を投影できるテーマであり、強い共感を呼び起こします。

この楽曲の歌詞は、シンプルな表現の中に深い洞察が込められている点でも秀逸です。夢と現実の境界を探求し、自分自身の内面を見つめ直すきっかけを与える内容は、ただのラブソングや娯楽的な音楽とは一線を画しています。この歌詞の哲学性が、多くのリスナーにとって人生の一場面を彩る特別な存在として記憶される要因となっています。
ジェフ・テイトの圧倒的な歌唱力
「Silent Lucidity」を語るうえで欠かせないのが、ボーカルのジェフ・テイトの存在です。彼の歌唱は、この楽曲の核心とも言える要素であり、力強さと繊細さを兼ね備えた彼の声が曲の感情を完全に引き出しています。特にサビでの彼の高音は、聴く者の心に深い感動を与えます。

ジェフ・テイトの歌声は、ただ技術的に優れているだけでなく、感情表現が非常に豊かです。彼のボーカルは、曲のテーマである「夢と現実の間の浮遊感」を見事に具現化しており、リスナーを曲の世界に引き込む特別な力を持っています。また、彼の声の持つ「包容力」は、リスナーに安心感を与えると同時に、曲全体に一貫したテーマ性をもたらしています。
幻想的なミュージックビデオ
監督は Matt Mahurin。幻想的で夢のような映像美を重視した演出がなされています。 ビデオは冒頭、子どものモビール(揺れるおもちゃ)や青い背景から始まり、アコースティックギターの静かなイントロと共に落ち着いた雰囲気を作ります。歌手 Geoff Tate がシンプルな背景で歌う場面もあり、視覚的にも余白と静けさを重視した演出です。

全体を通して、夢に落ちるような、不安・希望・癒しが入り混じる映像が多く、歌詞の「悪夢から醒める」「心の傷」「守る・見守る」といった内容とシンクロしています。実写主体で、CGやアニメーションはほとんど使われず、シンプルだけど感情を掻き立てるものに仕上がっています。
ライブでの特別な体験
「Silent Lucidity」は、ライブパフォーマンスにおいても特別な輝きを放ちます。この楽曲が演奏されると、会場全体が一体となり、観客とバンドの間に強い絆が生まれます。特に、サビ部分で観客が一緒に歌う光景は、ライブならではの感動を生む瞬間です。
ライブバージョンでは、スタジオ録音とは異なるアレンジが加えられることも多く、即興的な演奏が曲に新しい命を吹き込みます。これにより、「Silent Lucidity」は毎回異なる表情を見せ、リスナーを驚かせ続けます。このようなライブ体験が、この楽曲をさらに特別なものにしています。
時代を超える名曲としての存在感
1991年、「Silent Lucidity」はグラミー賞で「最優秀メタルパフォーマンス」にノミネートされ、クイーンズライクのキャリアを象徴する一曲となりました。その芸術性と完成度の高さは、時代や国境を超えて多くのリスナーに愛され続けています。

この楽曲は、単なるヒットソングではなく、クイーンズライクの音楽的才能と情熱が凝縮された芸術作品です。その普遍的なテーマと感動的なメロディは、どの世代にも共感を与え、新たなリスナーを魅了し続けることでしょう。
結び
クイーンズライクの「Silent Lucidity」は、美しいメロディ、深い歌詞、圧倒的な演奏と歌唱が見事に調和した名曲です。夢と現実の狭間を漂うような音楽体験を提供し、リスナーの心に深く刻まれるこの楽曲は、時代を超えて愛され続ける不朽の作品です。その芸術的な完成度と普遍的なメッセージは、新たな世代にも共鳴し、未来に渡って輝き続けることでしょう。
「Silent Lucidity」は、単なる音楽ではなく、人々に夢と希望を届ける芸術作品として、永遠にその光を放ち続けます。

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