今日は、ジミー・ペイジの誕生日です。
今日(2025.1.9)は、レッド・ツェッペリンの天才ギタリストとして知られる、ジミー・ページ(James Patrick Page)81才の誕生日(1944.1.9)です。おめでとうございます。
この天才ギタリストと同じ時代を生きることが出来た一ファンの一人として、とても感慨深いものがあります。
今日の紹介曲:『デジャ・メイク・ハー 』-レッド・ツェッペリン-です
まずは、公式オーディオでと楽しみください。
クレジット
曲名:Led Zeppelin「D’yer Mak’er」
提供:Led Zeppelin公式チャンネル
2行解説
1973年アルバム『Houses of the Holy』に収録された名曲。
レゲエとロックを融合させた独特のリズムが魅力で、バンドの実験的姿勢を象徴する一曲です。
僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・
My Age | 小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60才~ |
曲のリリース年 | 1973 | ||||||||
僕が聴いた時期 | ● |
2025.1.3に、レッド・ツェッペリン『天国への階段』を紹介したばかりですが、何と今日はジミー・ページの誕生のといいことで、どの曲を紹介するか迷いましたが、やはり好きな曲を紹介するのが真っ当だと思いますので、そうします。
もちろん僕のレッド・ツェッペリン歴のスタートは前出の『天国への階段』ですが、その後沢山の歌を聴いた中でも、どちらかというとポップよりで、レゲエっぽいこの曲にしました。
根っからのレッドツェッペリンファンには受け入れがたいアルバムでもあったと一部では聞きますが、僕はこの「デジャ・メイク・ハー 」のアルバム、結構聴きましたね。
「デジャ・メイク・ハー」の概要

イギリスの伝説的ロックバンド、レッド・ツェッペリンが1973年にリリースしたアルバム『聖なる館』(Houses of the Holy)。このアルバムの中でひときわ異彩を放つ楽曲が「デジャ・メイク・ハー」(D’yer Mak’er)です。レゲエとロックを融合させた斬新なサウンドは、彼らの音楽的多様性を象徴しています。曲名は、「Did you make her?(彼女を作ったの?)」というフレーズをもじったもので、ユーモアの効いたタイトルです。歌詞では、夫婦喧嘩の物語が展開され、コミカルで軽快な雰囲気が漂います。
音楽的特徴と魅力
「デジャ・メイク・ハー」は、レゲエのリズムと1950年代のドゥーワップ要素を融合させたユニークなサウンドが特徴です。当時、ロックバンドがレゲエを取り入れることは珍しく、レッド・ツェッペリンはその先駆者的存在といえるでしょう。
曲全体はシンプルな構成ながらも、中毒性のあるリズムとメロディーが聴く者を引き込んで離しません。特に注目すべきは、ジミー・ペイジのギターリフ。ペイジはレゲエの独特なリズム感を見事に取り入れながらも、彼らしいロックテイストを失うことなく表現しています。このギターワークは、単なる伴奏にとどまらず、楽曲全体の雰囲気を彩る重要な要素です。
また、ジョン・ボーナムのドラムもこの曲において重要な役割を果たしています。レゲエの軽快なリズムをベースにしながらも、ロック特有の力強さを融合させた彼のドラミングは、この楽曲の独自性をさらに引き立てています。
歌詞に秘められたストーリー
「デジャ・メイク・ハー」の歌詞は、夫婦間のユーモラスなやり取りを描いています。「お前がそうさせたのか?」という問いかけが繰り返され、日常的な小さな衝突を軽快に表現しています。この繰り返しのフレーズが、曲のキャッチーさと共感を呼び起こす要因の一つとなっています。さらに、歌詞には英語の言葉遊びが散りばめられており、聞くたびに新たな発見があるのも魅力の一つです。
ジミー・ペイジの功績と役割
レッド・ツェッペリンのギタリストであり、音楽プロデューサーとしても名高いジミー・ペイジ。「デジャ・メイク・ハー」においても、彼の才能が存分に発揮されています。ペイジは単なるギタリストにとどまらず、曲全体のアレンジやプロデュースにも深く関与しました。
彼が生み出したギターリフは、レゲエリズムに斬新なエッセンスを加え、この楽曲を特別なものに仕上げています。加えて、彼のギターソロは「シンプルさの中にある奥深さ」を感じさせるもので、多くのギタリストにとってインスピレーションの源となっています。
音楽シーンへの影響
「デジャ・メイク・ハー」は、レッド・ツェッペリンのカタログの中でも異色の存在です。そのユニークなスタイルは当時の音楽シーンに新しい風を吹き込み、ジャンルを超えた影響を与えました。特に、レゲエやダンスホールのアーティストたちにとって、この曲は新しいインスピレーションの源となったと言われています。
また、この楽曲は、ロックバンドが特定のジャンルにとらわれず、自由に音楽を探求することの重要性を象徴するものとして評価されています。この姿勢は、後のアーティストたちにも受け継がれ、音楽の多様性を広げる一助となりました。
まとめ
「デジャ・メイク・ハー」は、レッド・ツェッペリンの音楽的冒険心を感じさせる傑作です。レゲエとロック、さらにはドゥーワップという異なるジャンルを融合させることで、彼らの音楽の幅広さとクリエイティビティを見事に表現しています。
ジミー・ペイジの卓越したギターワークや、歌詞に込められたユーモア、そしてジョン・ボーナムのリズムが見事に調和し、この曲は時代を超えた名曲となっています。今なお多くのファンに愛され続ける「デジャ・メイク・ハー」は、レッド・ツェッペリンがいかにして音楽史に名を刻んだかを物語る一曲といえるでしょう。
彼らの音楽の持つ永遠の魅力は、「デジャ・メイク・ハー」の中にも確かに息づいています。ぜひ改めて聴き直し、その魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。
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