今日は、ボビー・エリオット(Bobby Elliott)の誕生日です。
今日(2024.12.8)はホリーズのドラマー、ボビー・エリオット(1941年12月28)の83歳の誕生日です。おめでとうございます!!
今日の紹介曲:『 バス・ストップ 』の公式動画です。
✅ クレジット(公式情報)
タイトル:Bus Stop (Remastered)
アーティスト:The Hollies
チャンネル:The Hollies(認証バッジ付き公式チャンネル)
配信元:Provided to YouTube by Rock Me Tender
リンク:🔗 https://www.youtube.com/watch?v=040XXYx6_5E🎧
2行解説
1966年リリースの名曲「Bus Stop」のリマスター版。美しいコーラスとリズムギターが融合した、The Holliesを代表するポップ・ロックの名演です。
僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・♫
My Age | 小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60才~ |
曲のリリース年 | 1966 | ||||||||
僕が聴いた時期 | ● |
リリースは1966年ですので、僕は当時8歳。
なので、リアルタイムでは聞いていません。
何ども登場する話題ですが、洋楽好きの従妹の影響で聴いたアルバムに入っていた曲です。そのアルバムというのは、当時のヒット曲を集めたオムニバスアルバムで、相当聴きこんだのでそのアルバムに入っていた楽曲から派生し、その後いろいろな歌手・グループを聴くことななった原点的なアルバムです。
ザ・ホリーズの「バス・ストップ」:半世紀を超えて愛される名曲の魅力
ザ・ホリーズの「バス・ストップ」は、1966年のリリース以来、半世紀以上にわたって多くの人々の心をつかんできた名曲です。この楽曲は、ブリティッシュ・インヴェイジョンの波に乗って世界中に広まり、シンプルながらも奥深いストーリーと心地よいメロディーです。
(※ブリティッシュ・インヴェイジョン(British Invasion)とは、1960年代半ばにイギリスのロックやポップ・ミュージックをはじめとする英国文化がアメリカ合衆国を席巻し、大西洋の両岸で「カウンターカルチャー」が勃興した現象を指す言葉です。)
傘を通じて始まる甘酸っぱい恋
曲のテーマは、雨の日にバス停で出会った男女の偶然の出会いから始まるロマンスです。彼らは一本の傘を共有することで距離を縮め、恋に落ちていきます。この物語は、誰もが持つ青春の一コマを彷彿とさせ、聴く者の心に温かさと懐かしさをもたらします。

傘を共有するという行為は、単なる物理的なシェアにとどまらず、二人の心の距離が縮まっていく象徴的な描写です。この日常の中に潜む特別な瞬間は、リスナーの共感を呼び起こし、甘酸っぱい感情を喚起します。
19歳の天才、グレアム・グールドマンの手による作詞作曲
「バス・ストップ」を作詞作曲したのは、当時19歳という若さのグレアム・グールドマン。彼は後に10ccのメンバー(大好きです(=^・^=))としても知られる才能あるソングライターです。この楽曲の冒頭部分は、彼の父親ハイメ・グールドマンが考案したと言われており、父子の共同作業で完成されたというエピソードも興味深いポイントです。
この背景が曲にさらなる深みを加え、単なるラブソング以上の魅力を持つ作品に仕上がっています。家族の絆や世代を超えたクリエイティブな連携が、この楽曲を唯一無二の存在にしています。
世界的ヒットでザ・ホリーズを象徴する一曲に
「バス・ストップ」は、ザ・ホリーズが国際的に成功を収める大きなきっかけとなった楽曲です。全英シングルチャートで5位、全米ビルボードチャートでも5位にランクインするという快挙を成し遂げました。この成功により、ザ・ホリーズはブリティッシュ・インヴェイジョンを代表するバンドの一つとして確固たる地位を築きました。

日本でも高い人気を誇り、多くのアーティストによるカバーが行われています。例えば、キャンディーズや荻野目洋子が自身のスタイルでこの楽曲を再解釈し、幅広い世代のリスナーに届けています。これにより、「バス・ストップ」は国境や時代を超えて多くの人々に愛される普遍的な楽曲となっています。
メロディーの明暗が生む魅力
音楽的な観点では、ザ・ホリーズ特有の美しいハーモニーとキャッチーなメロディーラインが際立っています。軽快で明るいリズムに乗せられた楽曲は、一見ポップで楽観的な印象を与えますが、その裏にはマイナーコードを用いた哀愁や切なさが織り込まれています。この明暗のコントラストが「バス・ストップ」に深みを与え、聴く者の感情を揺さぶる要因となっています。
特にサビ部分での美しいハーモニーとリズミカルなギターリフは、この曲の魅力を最大限に引き出しています。ザ・ホリーズの音楽が持つ独自性と普遍性がここに表現されています。

現代の視点で考える「彼女は僕のものになる」
歌詞における「彼女は僕のものになる」という表現は、現代の視点から見れば所有の概念について再考を促します。現代社会では、人間関係や恋愛において対等性や尊重が重視されるようになっており、こうした所有を示唆する表現は議論の対象となることがあります。(個人的には、所有権という意味ではなく、現代でも心の中では、男女ともそう思っている人は多いと思います)
この点で、「バス・ストップ」は単なる1960年代のヒットソングにとどまらず、時代の変化に伴う価値観の移り変わりを反映する作品とも言えるでしょう。楽曲を通じて浮かび上がるこうしたテーマは、聴く人に新たな視点を提供します。
普遍的な魅力と語り継がれる価値
「バス・ストップ」は、そのロマンチックなストーリーと深いメッセージ性によって、半世紀以上にわたり多くの人々に愛され続けてきました。メロディーと歌詞が織りなす情景は、時代や国境を超えて人々の心を動かし続けています。
ザ・ホリーズの代表作として、そして1960年代の音楽シーンを象徴する楽曲として、この曲はこれからも長く語り継がれていくことでしょう。あなたもぜひ、「バス・ストップ」を聴きながら、その普遍的な魅力に浸ってみてください。(いつもお馴染みターンの締めくくりですがご容赦あれ!!!( ;∀;))

歌詞-意訳
それは、雨のバス停で始まった何気ない出会いだった。
濡れそぼつ彼女に、僕はそっと傘を差し出した。ただそれだけのことだったのに、その日から僕たちは毎朝、同じ場所で顔を合わせるようになった。
時には買い物袋を掲げて笑い合い、傘の下で寄り添いながら、人目も気にせずに恋を育てていった。周囲は不思議そうに僕たちを見つめたけれど、そんなことはお構いなしだった。
夏の陽射しも、通り雨も、吹き抜ける風さえも、すべてがふたりの時間を彩る思い出となった。
やがて氷のような距離も溶けていき、ただの雨宿りだったその傘は、いつのまにか誓いの象徴へと姿を変えた。振り返れば、バスを待つ列の中で生まれた小さなロマンスが、人生を変えるほど大きな愛になっていた。あの傘がなければ、きっと僕たちはすれ違ったままだっただろう。
でも今はもう迷わない。夏の終わり、彼女は僕のものになった――そしていつか、僕と彼女の名前はひとつになる。by Ken
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