今日は、伊勢正三さんの誕生日です。
今日(2024.11.13)は伊勢正三さんの 73才の誕生日です。おめでとうございます。
今日の紹介曲:『君と歩いた青春』-伊勢正三(風)
すみません。今回は全くひねりがありません。同じ曲を2回並べただけです。
僕が、どの記事にも基本2本動画を載せているのは、Youtubeの場合よくリンク切れがあるからなんですね。あとで見に来てもらった人に、紹介曲を聴いてもらえなんてことになったら申し訳ないですもんね。
僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・♫
My age | 小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60~ |
曲のリリース | 1976 | ||||||||
僕が聴いた時期 | ● |
この曲も僕が高校3年生の時にリリースされています。
なので、大学へ進学後聴くことになります。かぐや姫から始まり、風、ソロまで彼の曲には夢中になっていました。
大学の同級生で、伊勢正三を好きな男がいてベストソング集をカセットテープに入れてくれたので、その影響もあって、しこたま聞きました。
当時伊勢正三さんは、乗りに乗っており、立て続けにヒット曲を生み出していましたね。
みなさんが知っている曲としては、「22才の別れ」「ささやかなこの人生」「なごり雪」「海岸通り」をはじめ、キリがないくらいです。
そんな中から、選んだ「君と歩いた青春」。甘酸っぱくも、楽しかった東京生活を思い出します。
なお、自慢ですが、伊勢正三さんは僕が通った中学校の先輩にあたります。
当然町では超有名人でいろんな企画も行われました。
※津久見駅となごり雪との関連についてはこちらのブログをお読みください➡こちら
名曲「君と歩いた青春」— 時代を超えて心に響くフォークソングの魅力
1976年11月25日、この世に放たれた一曲が、今もなお多くの人々の心にしっかりと根を張り続けています。その曲は、日本のフォークデュオ「風」がアルバム『WINDLESS BLUE』に収録した「君と歩いた青春」。この曲が一体どれだけ多くの人の青春を彩り、どれだけの感情を呼び覚ましてきたか、計り知れません。
■ 青春の煌めきと別れの切なさが交錯する歌詞の魅力

「君と歩いた青春」が描くテーマは、青春時代の甘酸っぱい思い出と、故郷との別れ。仲間たちとの友情、時に恋愛へと発展する関係、そしてその中で揺れ動く若者たちの感情が、細やかに描かれています。特に、「抜け駆けはしないと約束した」という歌詞は、友情と恋愛の狭間で葛藤する青春の姿を象徴的に描いています。「あの時の感情は、今振り返るとほんのひとときのことだったけど、何かが確かに輝いていた…」そんな感覚が、聴く者の心にじんわりと広がるような曲なのです。
また、歌詞全体に漂うノスタルジーは、ただ甘いだけでなく、どこか脆くて儚い理想を見せてくれます。仲間との絆、恋人との関係、そのどれもがかけがえのないものでありながら、過去のものとなったときにこそ本当の価値が見えるのかもしれません。青春時代の若者たちが抱く「永遠」への信念と、時が過ぎて気づくその儚さ。歌詞に込められたこれらの感情が、聴く人に深い共感を呼び起こします。
■ シンプルで心地よい音楽構成とその効果
この曲の魅力は、なんといってもシンプルで耳馴染みの良いフォークソングスタイルにあります。アコースティックギターの軽快な伴奏と、シンプルなメロディーが、歌詞の切なさをさらに引き立てます。この曲を最初に聴いたとき、「こんなにもさりげなく、心に沁み入る音楽があったのか」と驚かされましたねぇ。
伊勢正三さん自身が歌うオリジナルバージョンと、太田裕美さんによるカバー版、それぞれの解釈や感情の違いもまた、この曲を楽しむ上でのポイントです。オリジナル版は男性視点での郷愁が漂い、どこか少年の心を持ち続けるような切なさが込められています。一方、太田裕美さんのカバー版は女性視点からの解釈が加わり、独自の温かさと、より深い感情の機微が感じられます。
■ 感情の高まりが極まるサビとギターソロの醍醐味
「君と歩いた青春」の最も心を掴む部分といえば、やはりサビのメロディーラインです。感情がピークに達する旋律の流れは、自然と聴く者の心を引き込み、どこか懐かしい景色を思い出させるような魔法の力があります。伊勢正三さんの柔らかなボーカルと、絶妙なギターの伴奏が絶えず絡み合い、聴く人を包み込むような温かさを生み出しています。まさに「青春」を一瞬で蘇らせるかのような感覚に、思わず鳥肌が立つこともあるでしょう。
そして、間奏のギターソロもこの曲の大きな魅力の一つです。感情を込めたフレーズと繊細な演奏が、まるで聴く人の心に直接話しかけているかのようで、楽曲全体の美しさをさらに引き立てています。このギターソロは、単なる音の羅列ではなく、青春の記憶や遠く離れた仲間たちへの思いを音に託したような一瞬のドラマを感じさせます。
■ 時代を超えて愛される理由と再評価される背景
「君と歩いた青春」が発表された当時、意外なことにこの曲はそれほど注目されませんでした。当時の聴衆はまだ青春真っ只中であり、「青春との決別」など考えることもなく、歌詞が刺さる年齢ではなかったからかもしれません。しかし、年月を重ね、青春を遠くに見つめる年代になってから再びこの曲に出会った人々は、思わず「なんて良い曲なんだ!」と再評価し、その歌詞やメロディーの深さに心を打たれるようになったのです。
さらに、伊勢正三さんがこの曲について語ったエピソードも興味深いです。彼はあるラジオ番組で「君と歩いた青春」について熱く語り、曲作りの過程や当時の記憶を振り返りました。この時、伊勢さんが曲に込めた思い、そして聴く人にどう感じてほしいかといった細かなエピソードが語られ、ファンたちはますますこの曲に深い愛着を持つようになったのです。
■ 伊勢正三というアーティストとその音楽的進化
下の画像をクリックしてください。津久見駅の様子がわかります( ;∀;)
伊勢正三さんは1951年11月13日に大分県津久見市で生まれ、日本フォーク界の伝説ともいえるグループ「かぐや姫」や「風」のメンバーとして知られています。彼の音楽はフォークを基盤としつつも、シティ・ポップやAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)にも大きく影響を受けています。特にエレキギターを取り入れたアレンジや、シンプルながら洗練されたサウンドが特徴です。
彼の音楽には、どこか都会的な冷たさと、郷愁が同居しており、独特の世界観を形成しています。特に「君と歩いた青春」のような楽曲では、そうした要素が完璧に表現されています。時代を超えて聴き続けられる楽曲を生み出す彼の才能は、まさに日本の音楽界における宝物と言っても過言ではありません。
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