【12月1日】は、ギルバート・オサリバンの誕生日-『アローン・アゲイン 』を紹介!-Gilbert O’Sullivan(ギルバート・オサリバン)

今日はギルバートオサリバンの誕生日です。おめでとうございます。

今日(2024.12.1)はギルバート・オサリバンの78歳の誕生日(1946.12

.1)です。おめでとうございます。 アイルランド ウォーターフォード生まれです。

今日の曲紹介:『アローン・アゲイン』-ギルバート・オサリバン

今日は、ギルバート・オサリバンといえば、これ!!という定番中の定番。彼の代表曲ともいえるアローン・アゲインをご紹介しますね。

僕がこの曲を初めて聴いたのは中学生の時ですね。洋楽好きの連中が休み時間に集まっては、あの曲がいいとかこの曲がいいとか、毎日われ先にと新情報の交換会をしまくっていた頃ですね~!

My age小学校中学校高校大学20代30代40代50代60才~
曲のリリース1972
僕が初めて聴いたのは

原曲はこんな感じです。彼の声と言い、楽器と言い、シンプルで美しいです。

次は初期の動画です。うん!若い!50年以上も前ですから( ;∀;)

次の動画は、ジョンレノンがカバーした時のものです。あらま!!

ギルバート・オサリバンの生い立ちと音楽への目覚め

ギルバート・オサリバンは、1946年12月1日にアイルランドのウォーターフォードで生まれました。
本名はレイモンド・エドワード・オサリバンです。幼少期に家族とともにイギリスのスウィンドンへ移住し、そこで少年時代を過ごしました。
音楽に対する興味は早くから芽生えており、学校の合唱団に参加したり、ピアノやギターを独学で習得しました。

デビューから成功への道のり

1967年、CBSレコードからシングル「Disappear」でデビューしましたが、大きな反響は得られませんでした。しかし、プロデューサーのゴードン・ミルズとの出会いを機に、MAMレコードと契約を結びます。1970年にリリースした「ナッシング・ライムド(Nothing Rhymed)」が全英シングルチャートで8位にランクインし、彼の名前が広く知られるきっかけとなりました。

その後も「アローン・アゲイン」をはじめとするヒット曲を次々と発表し、1970年代前半にはイギリスだけでなくアメリカでも人気を博しました。彼の楽曲はメロディアスで親しみやすく、それでいて深いメッセージ性を持っていることが特徴です。

『アローン・アゲイン』の制作背景とその深いテーマ

1972年にリリースされた『アローン・アゲイン(Alone Again – Naturally)』は、ギルバート・オサリバンの代表曲として世界的に知られています。この曲はアメリカのビルボードチャートで6週連続1位を獲得し、年間シングルチャートでも2位に輝く大ヒットとなりました。

歌詞の内容は、結婚式の日に花嫁に逃げられた男性が深い絶望に陥り、自らの存在意義を問い始めるというものです。さらに、両親の死についても言及されており、人生の孤独や喪失感がテーマとなっています。しかし、オサリバン自身はこの曲が実体験に基づくものではなく、フィクションであると明言しています。彼は11歳のときに父親を亡くしており、その経験が曲の感情的な深みを生み出しているとも言えます。

明るいメロディーと暗い歌詞のコントラスト

『アローン・アゲイン』の最大の特徴は、明るく親しみやすいメロディーと、深刻で重い歌詞とのコントラストです。一見するとポップで軽快な曲調ですが、その中に描かれる主人公の深い悲しみや孤独感が、リスナーに強い印象を与えます。このギャップが、多くの人々の共感を呼び、楽曲の魅力を高めています。

日本では、この曲がテレビCMやドラマの挿入歌として頻繁に使用され、そのメロディーは広く親しまれています。しかし、歌詞の内容を理解せずに使われることも多く、その場合は「ブラックユーモア」として受け取られることもあります。
オサリバン自身は、この曲が人々に深い思索を促すことを望んでおり、そのギャップこそが作品の魅力であると語っています。

他の代表曲と多彩な音楽性

ギルバート・オサリバンは『アローン・アゲイン』以外にも、多くのヒット曲を持っています。

  • クレア(Clair):1972年にリリースされたこの曲は、彼のマネージャーであるゴードン・ミルズの娘への愛情を歌ったもので、全英シングルチャートで1位を獲得しました。クレアとの心温まる交流が描かれており、親密さと純粋さを感じさせる歌詞とメロディーが多くの人々の心を捉えました。
  • ゲット・ダウン(Get Down):1973年にリリースされたこの曲は、ロックとファンクの要素を取り入れたアップテンポな楽曲です。再び全英1位を記録し、彼の多彩な音楽性を示しています。この曲は飼い犬がテーブルに飛び乗るのを叱る内容で、ユーモラスな歌詞が特徴です。
  • そよ風にキッス(What’s In A Kiss):1980年に発表されたこの曲は、爽やかなメロディーが印象的なミディアムバラードです。キスに込められたさまざまな感情や意味を探求しており、新たなファン層を獲得しました。

音楽業界での試練と再起

1970年代前半に大きな成功を収めたオサリバンですが、その後はマネージャーとの契約問題や著作権に関する訴訟に巻き込まれ、音楽活動が停滞する時期がありました。
特に、元マネージャーのゴードン・ミルズとの法的紛争は長期化し、彼のキャリアに大きな影を落としました。これらの問題は、音楽業界の複雑さやアーティストが直面する困難を浮き彫りにしました。

しかし、オサリバンは困難を乗り越え、1980年代に音楽活動を再開します。自身のレーベル「Bygum Records」を設立し、クリエイティブな自由を追求することで、再び音楽界に復帰します。
新たなアルバムのリリースやコンサートツアーを積極的に行い、ファンとの絆を深めていきました。

『アローン・アゲイン』がもたらす影響とその意義

『アローン・アゲイン』は、人間の孤独や喪失感を深く描いた作品として、多くの人々に影響を与えています。その歌詞は、人生の試練や困難に直面したときの感情をリアルに表現しており、リスナーに共感と慰めを提供します。

また、この曲は多くのアーティストによってカバーされ、映画やドラマの挿入歌としても使用されています。エルトン・ジョンニール・セダカなどの同時代のミュージシャンからも高い評価を受け、その普遍的なテーマと美しいメロディーは時代や文化を超えて人々の心に響いています。

ギルバート・オサリバンの現在とこれから

現在もギルバート・オサリバンは音楽活動を続けており、新しいアルバムの制作やライブパフォーマンスに取り組んでいます。彼は自身のウェブサイトやSNSを通じてファンとの交流を深め、新しい世代のリスナーにもアプローチしています。

2018年にはセルフタイトルのアルバム『Gilbert O’Sullivan』をリリースし、批評家から高い評価を得ました。このアルバムでは、彼のこれまでの音楽キャリアを総括しつつ、新しいサウンドにも挑戦しています。彼の情熱は衰えることなく、常に進化し続ける姿勢がファンに感動を与えています。

音楽的スタイルと影響

ギルバート・オサリバンの音楽は、ポップス、ロック、バラードと多岐にわたります。彼の楽曲はシンプルでキャッチーなメロディーラインと、深い洞察に満ちた歌詞が特徴です。ピアノを主体としたアレンジが多く、彼自身のピアノ演奏も高く評価されています。

まとめ:時代を超えて愛される音楽の力

ギルバート・オサリバンの音楽は、時代や国境を超えて多くの人々に愛されています。『アローン・アゲイン』をはじめとする彼の楽曲は、人間の内面を深く探求し、その感情を美しいメロディーに乗せて伝えています。

彼の人生には多くの試練がありましたが、それらを乗り越えてきた彼の姿勢は、音楽を通じて私たちに勇気と希望を与えてくれます。彼の音楽は、シンプルでありながら深い洞察に満ちており、現代の音楽シーンにおいてもその価値は色あせることがありません。

ぜひ彼の楽曲を改めて聴き、その深遠な世界観を感じ取っていただければと思います。ギルバート・オサリバンの音楽が、皆さんの心に響き、新たな発見や感動をもたらすことを願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

In a little while from now
If I’m not feeling any less sour
I promise myself to treat myself
And visit a nearby tower
And climb to the top
Will throw myself off
In an effort to
Make it clear to whoever
Wants to know what it’s like when you’re shattered

今から少し経っても この気分が晴れないのなら
自分に誓ったんだ 近くの塔に登って 
身を投げてやろうって 打ちのめされた人間が
どんなことになるかっていうことを
知らしめてあげるんだ

Left standing in the lurch at church
Were people saying, my god, that’s tough
She stood him up
No point in us remaining
We may as well go home
As I did on my own
Alone again, naturally

教会に佇み 周りが言う
「もう充分だ 彼は婚約者に見捨てられ
 私たちがここに残る理由は無い」と…①
僕らは家に帰ることになるだろう
自分から仕掛けたように
僕はまた一人になった ごく自然に…②

To think that only yesterday
I was cheerful, bright and gay
Looking forward to who wouldn’t do
The role I was about to play
But as if to knock me down
Reality came around
And without so much as mere touch
Cut me into little pieces

昨日までのことだけを考えたら
僕は元気で明るい 陽気な男だった
楽しみだった 僕が務めるはずだった 
ごく一部だけがつかめる幸せが
でも落としいれられたように
現実が押し迫って来て
何の前触れもなく 僕を粉々にしたんだ

Leaving me to doubt
Talk about, god in his mercy
Oh, if he really does exist
Why did he desert me
In my hour of need
I truly am indeed
Alone again, naturally

僕に疑いの心だけを残して
神にある慈悲が何か 自分に問う
ああ もし神がいるのならば
なぜ一番求めているときに
あなたは僕を見捨てたの?
そしてまた 僕は本当に
ひとりぼっちになってしまった ごく自然に

It seems to me that
There are more hearts broken in the world
That can’t be mended
Left unattended
What do we do, what do we do

この世界にはまだ他にも
救われない心がたくさんあって
誰も治しちゃくれないまま
忘れ去られて行くんだろうな
僕らはどうすればいいのだろう
何をしてあげられるのだろう

Alone again, natirally

また一人になってしまった ごく自然に

Looking back over the years
And whatever else that appears
I remember I cried when my father died
Never wising to hide the tears
And at sixty-five years old
My mother, god rest her soul
Couldn’t understand why the only man
She had ever loved had been taken
Leaving her to start
With a heart so badly broken
Despite encouragement from me
No words were ever spoken
And when she passed away
I cried and cried all day
Alone again, naturally
Alone again, naturally

何年も前のことを振り返る
前にもこんなことがあったなと
思い出したよ 父が亡くなったとき
僕は泣き明かして 涙もろくに拭わなかった
そして母が65歳のとき 彼女は亡くなった
僕は理解できなかった なぜ愛した唯一の人を
奪われ 傷ついたまま生きていかなければならないのか
彼女はどんどん喋らなくなっていた
僕が励ましたのにも関わらず
そして 彼女が亡くなったとき
僕は一日中 泣いて 泣き続けた
そしてひとりぼっちになったんだ 当然のように
また一人になるんだ 当たり前のように

引用:Yujiさんのnoteより

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