【1/13】はトレヴァー・ラビンの誕生日-『ロンリーハート』-(YES/イエス)をご紹介!!

トレヴァー・ラビン(Trevor Rabin) ‥‥1954/1/13生まれ

トレヴァー・ラビン(Trevor Rabin)はプログレッシブバンド「イエス」に1983~1994年まで在籍していた、南アフリカ共和国出身のロックミュージシャン、シンガーソングライター、ギタリスト。(参考:Wikipedia)

今日が71才の誕生日です。 おめでとうございます。

今日ご紹介するのは、彼が在籍して最初に発表されたアルバム「ロンリー・ハート」からタイトル曲の「ロンリー・ハート」です。

まずは公式動画からご覧ください。

🎵公式クレジット
Provided to YouTube by Rhino/Elektra
Yes – "Owner of a Lonely Heart (2008 Remaster)"
From the album Yesstory(℗ 1983 Atlantic Recording Corporation / WEA International Inc.)

🎧解説(2行)
オリジナルの緊張感を保ちながらも、2008年リマスターで音の輪郭とレンジが鮮明になった再編集版。YESが80年代ロックシーンに刻んだ革新的サウンドを、より現代的に体感できる1曲です。
🎵公式クレジット
Provided to YouTube by Rhino Atlantic
Yes – "Owner of a Lonely Heart"
From the album 90125(© 1983 Atlantic Recording Corporation. Official music video © 2013 Warner Music Group – YES Official Channel)

🎧解説(2行)
プログレッシブ・ロックの雄YESが1980年代に挑んだポップ路線の代表曲。大胆なサンプリングとシャープなギターリフが融合し、全米1位を獲得した歴史的ヒットです。

次の動画は2017年のもの。みんなちゃんと年を取ってくれています。Good!!
もち、トレヴァー・ラビン(リードギター担当)も還暦は過ぎていますが元気ですなぁ!。

🎵公式クレジット
Uploaded by Rock & Roll Hall of Fame
Yes – "Owner of a Lonely Heart" (Live at the 2017 Rock & Roll Hall of Fame Induction Ceremony)
© 2017 Rock & Roll Hall of Fame Foundation

🎧解説(2行)
YESが2017年のロックの殿堂入り式典で披露した伝説的ライブパフォーマンス。往年のメンバーが再集結し、時代を超えて輝く名曲の力を証明した瞬間です。

僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・

My Age 小学校中学校高校大学20代30代40代50代60才~
曲のリリース年1983
僕が聴いた時期

社会人3年目の時です。

イエスと言えばプログレッシブロックの代表格ですが、今一僕の好みではなかったのであまり聴いてはいませんでした。しかし、『ロンリー・ハート』は、それまでのプログレッシヴなサウンドとは打って変わり、ポップな作風となっています。解散していたイエスの再結成アルバムとして話題となりましたし、僕もこの雰囲気のイエスが好きでした。


イエスの「ロンリー・ハート」に秘められた革新と共感

イエス(Yes)の「ロンリー・ハート」(”Owner of a Lonely Heart”)は、1980年代のロックシーンを代表する楽曲の一つとして広く知られています。この曲は、アルバム『90125』に収録され、ビルボード・ホット100で1位を獲得するなど、商業的にも批評的にも成功を収めました。「ロンリー・ハート」は、イエスがプログレッシブ・ロックから新しい音楽的地平に進む転機となっただけでなく、その背景やテーマが時代を超えて共感を呼んでいます。以下では、この曲の持つ魅力や影響について深く掘り下げます。


孤独と再生を描いたテーマ

「ロンリー・ハート」の歌詞は、孤独や愛の喪失という普遍的なテーマに焦点を当てています。特に、「孤独な心の持ち主(Owner of a Lonely Heart)」というフレーズは、自己中心的な人間関係や疎外感を象徴しています。1980年代初頭、冷戦や経済のグローバル化が進む中で、多くの人々がアイデンティティやつながりの意味を問い直していました。この曲は、そうした時代の空気を反映し、個人の孤独感や再生への願いを歌い上げています。

さらに興味深いのは、この曲のメッセージが現代にも当てはまる点です。SNSやデジタル技術が普及した今日では、人々は物理的なつながりを持ちながらも、心の奥底では孤独を感じることが少なくありません。「ロンリー・ハート」は、こうした現代の状況にも響くテーマを持ち続けています。


革新的な音楽性とその影響

「ロンリー・ハート」は、イエスが持つプログレッシブ・ロックの伝統を維持しつつ、よりポップで親しみやすいサウンドに進化した作品です。この楽曲の特徴的な音楽要素について見ていきましょう。

シンセサイザーの斬新な使用

曲の冒頭から響くシンセサイザーのリフは、リスナーを瞬時に引き込む強い印象を与えます。当時としては先進的なデジタル音楽技術を駆使したサウンドは、後のニューウェーブやポップロックに大きな影響を与えました。

ギターとリズムセクションの融合

トレヴァー・ラビンが手がけたギターワークは、エネルギッシュでありながらもメロディアス。彼のパフォーマンスは、楽曲全体にダイナミックなエネルギーをもたらし、イエスの音楽スタイルをより洗練されたものに進化させました。

複雑で緻密な構成

プログレッシブ・ロックの特徴である複雑なリズムやメロディーの変化も、「ロンリー・ハート」の中でしっかりと活きています。この楽曲は、ポップさを保ちながらも、イエスらしい技巧的な要素を随所に散りばめています。


ポップとプログレッシブの融合

「ロンリー・ハート」は、プログレッシブ・ロックとポップミュージックの融合を見事に実現しました。これにより、複雑な音楽構成を持つロックが、より広い聴衆に受け入れられる道を開いたのです。

ミュージックビデオ文化への影響

この曲に合わせて制作されたミュージックビデオは、1980年代の技術を駆使した斬新な映像表現で注目を集めました。MTV時代の音楽プロモーションにおいて、映像と音楽の融合が持つ可能性を示した先駆け的な作品と言えます。


まとめ:音楽の力を再発見する

イエスの「ロンリー・ハート」は、音楽的革新と普遍的なテーマを兼ね備えた傑作として、今なお多くの人々に愛されています。この曲は、孤独や愛の喪失といった普遍的なテーマを音楽的に表現し、同時にプログレッシブ・ロックとポップの新しい融合を実現しました。聴く者はこの楽曲を通じて、自分自身の感情や経験を振り返り、音楽が持つ癒しと共感の力を実感できるでしょう。

「ロンリー・ハート」は、過去の名曲でありながら、そのメッセージは今もなお新しい意味を持っています。この曲を聴くことで、私たちは音楽がもたらす感動と時代を超える力を改めて感じることができるのです。

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