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僕の勝手なBest15:【長渕剛】編-第11位『巡恋歌』をご紹介!
長渕剛の楽曲の中から、僕が勝手に選ぶBest15の第11位として、今回は『巡恋歌』を紹介します!これまた有名な曲ですね。 え!ここで登場するわけ??と思う人もいるでしょうけど、ここになってしまったんですね。でもBest11位ですよ、11位。上等です(^_-)

1978年にリリースされたこの曲は、長渕剛のデビューシングルであり、フォークの温もりと若々しい情熱が詰まった一曲です。まずは、その素晴らしい楽曲を動画でチェックしてみてください!
長渕剛『巡恋歌』スタジオバージョン
スタジオ録音バージョンで、じっくりとメロディと歌声に浸りたいときにぴったりです。
この動画のサムネイル画像。これですよこれ。この時期の剛が一番好きでした。
長渕剛『巡恋歌』ライブ映像(1978年)
デビュー当時の1978年頃のライブ映像で、若き長渕剛の情熱的なパフォーマンスが楽しめます。カッコよくても悪くてもこんなに一生懸命な人間、僕は大好きです。大学の時、彼のライブを観に行きましたがギターへのこだわりは強く、一ミリでも間違うと最初からその曲をやり直したのには驚きました。本当に上手だと思います。
多分これは、当時の番組「ザ・ベストテン」の中でのものでしょうね! 後ろで座っているウィンクのお二人、何に頷かれているのでしょうかね???
長渕剛『巡恋歌』ライブ映像(2009年)
2009年のライブバージョンで、円熟味を増した長渕剛の深みのある歌声が感じられる映像です。
長渕剛『巡恋歌』カバー映像(弾き語り)
長渕剛本人による弾き語りカバーで、アコースティックな雰囲気の中で楽曲の純粋さが際立つバージョンです。
長渕剛のプロフィール
日本の音楽シーンを牽引するシンガーソングライター
長渕剛(ながぶち つよし)は、1956年9月7日生まれ(僕と同じおとめ座です。それが何か?)、鹿児島県出身のシンガーソングライター、俳優、詩人、そして人権活動家です。1978年にシングル「巡恋歌」で本格デビューし、翌1979年にファーストアルバム『風は南から』をリリース。1980年には「順子」がオリコンチャート1位を獲得し、一躍人気アーティストの仲間入りを果たしました。1980年代を通じて「乾杯」「とんぼ」など数々のヒット曲を連発し、1990年代には『JAPAN』や『Captain of the Ship』といったアルバムをリリース。ソロアーティストとして12枚のオリジナルアルバムでオリコンチャート1位を獲得するなど、日本の音楽シーンに大きな足跡を残しています。(この辺はほぼ毎回同じになってしまいますね)
『巡恋歌』の制作背景
リリースとアルバム収録
『巡恋歌』は、1978年10月5日に東芝EMIのエキスプレスレーベルからリリースされた長渕剛のデビューシングルです。この曲は、翌1979年にリリースされたファーストアルバム『風は南から』(超お勧め!!)にも収録されており、作詞・作曲は長渕剛自身が手掛けています。アコースティックギターを主体としたフォークソングで、シンプルながらも力強いメロディが特徴です。編曲は山木幸三郎が担当し、フォークの温もりを活かしたアレンジが施されています。
デビュー当時の長渕剛と楽曲のテーマ
『巡恋歌』がリリースされた1978年は、長渕剛が22歳の若さで音楽シーンにデビューした年です。鹿児島から上京し、フォークシンガーとしての夢を追いかけていた長渕剛にとって、この曲は自身の音楽人生の第一歩を象徴する楽曲となりました。『巡恋歌』は、恋人との別れと再会を願う切ない思いをテーマにしており、若さゆえの情熱と純粋さが込められています。この時期、長渕剛はまだ無名の新人でしたが、路上ライブや小さなライブハウスでの活動を通じて、少しずつファンを増やしていきました。

楽曲の音楽的特徴と影響
フォークソングとしての魅力
『巡恋歌』は、長渕剛のフォークシンガーとしての原点が色濃く反映された楽曲です。編曲はシンプルに抑えられており、長渕剛の歌声とギターが主役となる構成が、楽曲のテーマである恋の切なさと情熱をストレートに伝えます。
弾き語りでの再解釈
4本目の動画で紹介されている弾き語りバージョンでは、アコースティックギター一本で歌う長渕剛の姿が印象的です。デビュー当時のアレンジからさらにシンプルな形にすることで、楽曲の骨格となるメロディとボーカルの力が際立ち、純粋な感情がダイレクトに伝わります。このような再解釈は、長渕剛が自身の楽曲を時代に合わせて進化させ続ける姿勢を示しており、フォークシンガーとしての原点を大切にしていることが感じられます。
時代を超えた影響力
『巡恋歌』は、長渕剛のデビューシングルとして、彼の音楽キャリアのスタートを飾る重要な楽曲です。1978年のリリース当時、フォークブームの終焉期にあった日本で、この曲は新進気鋭のフォークシンガーとしての長渕剛の存在感を示しました。動画2本目(1978年頃のライブ)と3本目(2009年のライブ)を比較すると、30年以上という時を経てもなお、楽曲が持つ普遍的な魅力が色褪せていないことがわかります。1978年頃のライブでは若々しく情熱的な歌唱が、2009年のライブでは円熟味を増した深みのある歌声が、それぞれ異なる世代のリスナーを惹きつけています。
リスナーへの影響
『巡恋歌』は1970年代後半の若者たちに強い共感を呼びました。長渕剛のリアルな感情が込められた歌声は、リスナーに自身の恋愛体験を重ね合わせるきっかけとなり、デビューシングルながら多くの人々の心に刻まれました。また、後のフォークやアコースティック音楽を愛好するアーティストにも影響を与え、長渕剛のこの時期の作品は、日本のフォークシーンにおける重要な一ページとなっています。
長渕剛の表現力と『巡恋歌』の魅力
フォークシンガーとしての真骨頂
『巡恋歌』は、長渕剛のフォークシンガーとしての魅力が存分に発揮された楽曲です。デビューシングルならではの初々しさと、フォークソングの温かさがリスナーを包み込み、長渕剛の音楽人生の第一歩を力強く印象づけます。

時代を超えたパフォーマンス
動画2本目(1978年頃のライブ)と3本目(2009年のライブ)を比較すると、長渕剛の表現力の進化が感じられます。1978年頃の若々しく情熱的な歌唱から、2009年の円熟味を増した深みのある歌声まで、時代を超えて愛される楽曲の魅力が伝わります。4本目の弾き語りバージョンでは、アコースティックな雰囲気の中で、楽曲の純粋さがさらに際立っています。
多角的な視点:『巡恋歌』が映し出す長渕剛の人生
デビュー時の情熱と葛藤そしてフォークシンガーとしての原点
『巡恋歌』は1978年、22歳の若さで上京し、フォークシンガーとしての夢を追いかけていた長渕剛にとって、自身の存在を世に知らしめる第一歩でした。無名の新人として小さなライブハウスで歌い続けていた当時の苦労と、音楽への情熱が、楽曲の力強いメロディと歌声に込められています。
長渕剛は1970年代後半、フォークブームの終焉期にデビューしましたが、『巡恋歌』はその原点とも言える楽曲です。フォークソングの持つ素朴さとリアルな感情表現を通じて、彼の繊細な感性とストレートな表現力が感じられます。このデビューシングルでの経験が、後の『順子』や『乾杯』といった名曲を生み出す土台となり、長渕剛のフォークシンガーとしてのスタイルを確立するきっかけとなりました。
まとめ
1978年にリリースされたこの曲は、長渕剛の音楽人生の第一歩を象徴し、恋の切なさと再会への願いをテーマにしたフォークソングとして多くのリスナーの心に響きました。僕の勝手なBest15の第11位に選んだこの曲、ぜひ動画で長渕剛の歌声を聴きながら、フォークソングの温かさに浸ってみてください。時代を超えて心に響く、情熱的なデビュー曲に聴こえるはずです。
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