僕の勝手なBest10:【イーグルス】編-第6位『言い出せなくて(I Can’t Tell You Why)』別れを告げられない苦しみをご紹介!

イーグルス スタジオ

【イーグルス(Eagles)の(歴史)】はこちら!


イーグルの第6位は、「言い出せなくて」です。

僕と『言い出せなくて』の出会い

この曲のリリースは、1980年3月24日です。僕は大学3年生で、4年生になる直前ですね。
曖昧な記憶なのですが、新宿に遊びに行ってるときに、とあるレコード店で流れるBGMとしてこの曲『言い出せなくて』を初めて聴いた記憶があります。当然この時既に「ホテルカリフォルニア」は知っていたのですが、イメージが結びつかずにあれ?誰の曲だろうと思った(ような)記憶があります。

春の陽気に誘われて立ち寄った店内で、ティモシー・B・シュミットの柔らかな声に心を奪われたんですね。たぶんそんな感じです。

イーグルス – 西海岸の詩人たち

結成と進化

イーグルスは、元々はリンダ・ロンスタットのバックバンドとして結成されましたが、独自の音楽性を追求。カントリーとロックを融合させた「カントリー・ロック」のパイオニアとなり、西海岸サウンドを確立しました。ティモシー・B・シュミットが加入した1980年のアルバム『The Long Run』で、『言い出せなくて』が生まれ、彼のボーカルがバンドに新たな風を吹き込みました。

ドン・ヘンリー、グレン・フライ、ジョー・ウォルシュ、ドン・フェルダー、ティモシー・B・シュミット(1977年加入)
ドン・ヘンリー、グレン・フライ、ジョー・ウォルシュ、ドン・フェルダー、ティモシー・B・シュミット(1977年加入)

「西海岸を彩るイーグルス」1970年代のカリフォルニアの海岸線で撮影されたバンド写真。夕陽が美しい。をイメージしたAI画像です。( ;∀;)

1970年代の成功後、内部の軋轢で一度解散(1980年)しましたが、1994年の再結成以降もツアーで活躍。2007年のグレン・フライの死去後も、ドン・ヘンリーを中心に活動を続けています。『言い出せなくて』は、彼らの感情的な深さを示す一曲として、今も愛されています。

『言い出せなくて』の誕生 – 心の告白

創作の裏側

『言い出せなくて』は、ティモシー・B・シュミットが主に書いた曲で、グレン・フライとドン・ヘンリーが共同制作。恋人への別れを告げられない葛藤を歌ったもので、彼の内省的な声が情感を増幅させました。1980年のアルバム『The Long Run』収録曲としてリリースされ、ビルボード8位を記録しました。

レコーディングでは、ティモシーのボーカルに合わせたベースラインと、ジョー・ウォルシュのギターソロが加わり、バンドの調和が際立ちました。聴く者の心に響く仕上がりです。

時代背景 – 1980年の鼓動

社会の波と音楽の流れ

1980年、アメリカはレーガン政権の始まりを迎え、経済の自由化が進行。ディスコの衰退後、ロックが新たな形を模索する中、イーグルスは感情的なバラードで独自の地位を築きました

1980年は、マドンナのデビューやブルース・スプリングスティーンの『The River』が注目される年。イーグルスは解散直前の名曲を残し、その影響力は今も続いています。

音楽の魅力 – 魂を静かに揺さぶる

サウンドの秘密

『言い出せなくて』のイントロのピアノとティモシーの優しいボーカルが、別れの切なさを描きます。そしてジョー・ウォルシュのギターソロが情感をより高めています。下の動画でその深みを味わってください!心に染みるメロディがあなたを包みます。

🎵 公式クレジット
「I Can’t Tell You Why」 – Eagles(イーグルス)
© 1979 Asylum Records / 2022 Rhino/Elektra.
HD Remastered Official Music Video from the album The Long Run(1979年)。

📝 2行解説
ティモシー・B・シュミットがボーカルを務めた、イーグルス後期のスムースな名曲。
ソウルとAORの香りを漂わせる柔らかなサウンドが、バンドの成熟を象徴しています。

緻密なハーモニーと、生の楽器演奏が1980年代の録音技術を象徴。ティモシーの声は、感情の揺れを完璧に表現し、バンドの結束力を示しました。

歌詞の深み – 言葉にできない想い

切なさの核心

I can’t tell you why」の繰り返しは、別れを告げられない苦しみを表します。愛と葛藤が交錯する歌詞に、ひとは皆どこかで自分を重ねるのでしょうね。

「Every time I try to walk away」は、別れを決意しながらも踏みとどまる心情。皆さんにも響く言葉はありますか?

文化的影響 – 時代を超えた遺産

当時の反響と現代への響き

1980年、ラジオで頻繁に流れ、ソフトロックの人気を再燃させました。ティモシーの声が若者の心を掴み、カラオケでも愛唱されました。

2020年代も『言い出せなくて』はストリーミングで人気。カバーが増え、新世代に影響を与えています。2本目の動画で、その永遠性を体感してください!時代を超えた旋律が心を打つ瞬間です。

次は、公式ライブ音源です。

 公式クレジット
🎵 公式クレジット
「I Can’t Tell You Why (Live From The Forum, Inglewood, CA, 2018)」 – Eagles(イーグルス)
© 2020 Eagles Touring Co. II / Rhino Entertainment LLC, a Warner Music Group Company.
収録アルバム:Live From The Forum MMXVIII(2018年ロサンゼルス・イングルウッド公演)
📝 2行解説
ティモシー・B・シュミットが艶やかなファルセットで聴かせる2018年ライブ版。
40年を経てもなお円熟のグルーヴを湛えた、Eaglesの静かなる名演です

『言い出せなくて』の今 – 永遠の名曲

僕にとっての意味とみなさんへの問い!

レコード店での出会いから今日まで、僕の心に寄り添う一曲。イーグルスのハーモニーは、時を超えて癒しを与えてくれます。

『言い出せなくて』の魅力は、その静かな感情表現にあります。皆さんにとって、この曲はどんな瞬間と結びつきますか?愛の終わり、希望の光?コメントで教えてください!


イーグルスの1980年のアルバム『The Long Run』のジャケットの画像風。

コメント

タイトルとURLをコピーしました