【3月24日】は、持田香織さんの誕生日-『Time Goes By』(Every Little Thing)をご紹介します!
3月24日は、Every Little Thing(以下、ELT)のボーカリスト、持田香織さんの誕生日です。彼女の透き通った歌声は、1990年代から2000年代のJ-POPシーンを彩り、多くのファンの心を掴んできました。今回は、持田さんの誕生日を祝して、ELTの名曲『Time Goes By』をピックアップします。1998年にリリースされたこの曲は、切ないメロディと深い歌詞で今も愛され続けています。
持田香織さんと『Time Goes By』の出発点 持田香織さんってどんな人?
持田香織さんは1978年3月24日、東京都江東区で生まれました。1996年18才の時に、ELTのボーカリストとしてデビューし、瞬く間に人気を集めました。
ELTは、持田さん、ギタリストの伊藤一朗さん、キーボーディストの五十嵐充さん(2000年脱退)の3人で結成されたユニットです。持田さんの透明感あふれる歌声は、ELTの最大の魅力で、彼女の表現力は多くのリスナーを魅了してきました。デビューシングル『Feel My Heart』からヒットを連発し、1990年代後半のJ-POPブームを牽引しました。
『Time Goes By』が生まれた背景を知ります
『Time Goes By』は、1998年2月11日にリリースされたELTの8枚目のシングルです。この曲は、フジテレビ系ドラマ『with love』の主題歌として制作されました。ドラマはインターネットを通じた恋愛を描いた作品で、当時まだ珍しかったオンラインコミュニケーションをテーマにしていました。『Time Goes By』は、ドラマの切ないストーリーに寄り添う形で、別れと再会をテーマにしたバラードとして誕生しました。オリコン最高2位を記録し、約70万枚を売り上げる大ヒットとなりました。

僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・♫
My age | 小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60~ |
曲のリリース | 1998 | ||||||||
僕が聴いた時期 | ● |
僕がこの曲を初めて聴いたのは、リリース時だと思います。恐らくテレビの歌番組か何かで・・・。
持田さんがまた若く初々しかったのを覚えていますし、メロディーがまだ理解できる範囲でしたから・・・(最近流行している様な楽曲はあまり理解できなくなってきました( ;∀;))
バラードと言えばバラードで、よくある雰囲気の曲ですが彼女がもつ個性と若さとルックスと歌唱のパワーみたいのものを感じていました。当時は僕も30歳代で若かったんですよ。
特別な曲ではなかったけれと、それ以来ふと聴き直してしまう曲になりました。今回の紹介で再度いくつかのYouTubeをあさりましたが、やはり素敵な曲です!!
楽曲分析:『Time Goes By』の魅力を紐解きます
構造と特徴を詳しく見ていきます
『Time Goes By』は、約5分10秒のバラードで、静かなピアノから始まり、徐々に盛り上がる構成が特徴です。ELTらしい繊細なアレンジと、持田さんの情感豊かなボーカルが絶妙に調和しています。以下に、その要素を細かく分析します。
イントロ:ピアノが紡ぐ切なさを感じます
曲は、静かなピアノの音色で幕を開けます。このシンプルなイントロは、まるで時間がゆっくり流れるような感覚を与え、別れの情景を繊細に描き出します。ピアノの音が持田さんの歌声を引き立て、聴く人を一瞬で楽曲の世界に引き込みます。
ボーカル:持田さんの表現力が光ります
持田さんの歌声は、透明感と力強さを兼ね備えています。冒頭の「きっと きっと 誰もが/何か足りないものを」(まさにそうです!!)と歌い出す部分では、優しくも切ない声色が印象的です。サビの「Time goes by」と高音で伸びやかに歌う部分では、感情が溢れ出し、聴く人の心を強く揺さぶります。
アレンジ:ELTらしい繊細な音作りを楽しめます
五十嵐充さんが手掛けたアレンジは、ピアノとストリングスを基調に、ドラムやギターが控えめに絡む設計です。サビでストリングスが加わることで、壮大な雰囲気が増し、別れの切なさと希望が共存するELT特有のサウンドが完成しています。
歌詞に込められた想いを感じます
「きっと きっと 誰もが/何か足りないものを」。この歌詞は、誰もが心に抱える欠落感や、愛を求める切実な想いを表現しています。ドラマ『with love』のテーマである「遠く離れた相手への想い」とリンクし、切なさと温かさが共存するメッセージが込められています。サビの「Time goes by」というフレーズが、時間の流れの中で変わっていく感情を象徴的に表しています。

1990年代後半の時代背景とELTの存在
インターネット黎明期の日本を振り返ります
1998年は、インターネットが一般家庭に普及し始めた時期です。ドラマ『with love』がオンライン恋愛をテーマにしたのも、この時代背景が大きく影響しています。携帯電話やパソコンが徐々に身近になり、人々のコミュニケーションの形が変わり始めた頃でした。『Time Goes By』は、そんな新しい時代の中で、変わらない「愛」や「別れ」の感情を歌い、多くの共感を呼びました。
ELTの全盛期を体感します
ELTは1996年のデビューから、1998年頃にはJ-POPのトップランナーとして君臨していました。『Time Goes By』がリリースされた1998年は、2ndアルバム『Time to Destination』が大ヒットし、約400万枚を売り上げるなど、絶頂期を迎えていました。持田さんの歌声と、五十嵐さんのポップで洗練された楽曲制作が、若者を中心に圧倒的な支持を集めました。
ドラマとのシナジー効果を感じます
『with love』は、竹野内豊さんと田中美里さんが主演を務め、視聴率も好調でした。ドラマの感動的なシーンに『Time Goes By』が流れることで、楽曲の切なさがさらに強調され、視聴者の心に深く刻まれました。このシナジー効果が、楽曲のヒットに大きく貢献したと言えます。

周辺情報と知られざる一面をご紹介します
ライブでの進化を感じてみます
『Time Goes By』はライブでも人気の高い楽曲です。YouTubeで公開されているライブ映像(次の動画です)では、持田さんの伸びやかな歌声と、観客との一体感が感じられます。ライブではアレンジが少し変化し、ピアノのイントロがより情感豊かに響き、ファンの感動を誘います。ぜひこのライブ映像を見て、持田さんの表現力を体感してみてください。
カバーや影響を見てみます
『Time Goes By』は多くのアーティストにカバーされています。例えば、韓国の歌手BoAさんがカバーしたバージョンは、彼女の透き通った声で新たな魅力を引き出しています。また、J-POPのバラードとして、後のアーティストにも影響を与え、切ない恋愛ソングの定番として語り継がれています。
レコーディングの裏話を覗いてみます
この曲のレコーディングでは、持田さんが感情を込めるために何度も歌い直したと言われています。五十嵐さんが求める「切なさ」を表現するため、持田さんは歌詞の情景を深くイメージしながら歌ったそうです。その結果、彼女の声に深い感情が宿り、聴く人の心に響く仕上がりになりました。
(ここに画像を挿入:1990年代のELTのライブ写真。キャプション「全盛期のELT、ファンと共鳴するステージ」)
『Time Goes By』を聴くべき理由
時代を超えた共感と音楽的魅力がたっぷり!
この曲は、ELTの魅力が凝縮された一曲です。ピアノとストリングスの繊細なアレンジ、持田さんの透明感あふれる歌声、そして切ない歌詞が絶妙に調和しています。聴くたびに新しい感情が湧き上がる、奥深い楽曲です。
1998年のリリースから25年以上経った今も、『Time Goes By』は色褪せません。別れや再会という普遍的なテーマは、現代のリスナーにも共感を呼びます。ドラマの情景を思い出しながら聴くと、さらに感動が深まります。
持田さんの誕生日を祝う一曲としてぴったりです
3月24日、持田香織さんの誕生日を祝うなら、この曲がぴったりです。オリジナル音源(次の動画です)でじっくり聴いて、彼女の歌声に癒されてみてください。ドラマのシーンとリンクした切なさが、心に染み入ります。
ぜひ、この曲を聴いて、1990年代のJ-POPの輝きを感じてください。
Happy Birthday, 持田香織さん!これからも素敵な歌声を届けてください。
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