3月27日は高中正義さんの誕生日!『Blue Lagoon』をご紹介!
3月27日は、日本を代表するギタリスト、高中正義さんの誕生日です!1953年3月27日生まれの高中さんは、2025年現在、72歳になられました。高中正義といえば、フュージョンやインストゥルメンタル音楽の第一人者として、1970年代から現在に至るまで多くのファンを魅了してきたレジェンドです。今回は、そんな高中さんの誕生日をお祝いしながら、彼の代表曲の一つである『Blue Lagoon』をご紹介します!

僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・♫
My age | 小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60~ |
曲のリリース | 1980 | ||||||||
僕が聴いた時期 | ● |
僕がこの曲初めて聴いたのは、リリース当時の学生の頃。
テレビで知ったんだと思いますが、まず「カッコいい」というのが最初の印象でしたね。
大学時代に洋楽ロックを中心にとにかく音楽を聴きまくった僕は、高中正義の『Blue Lagoon』に出会い、その爽やかなギターメロディと夏を感じさせるサウンドに心を奪われ、まるで海辺にいるような気分になったんです。(小盛!)
高中正義の楽曲は多くは知りませんが、僕の中では、「高中」といえはこの「Blue Lagoon」なんですよね。初めてこの曲を耳にした方、カッコいく心地よいサウンドだと思いませんか?
早速、この名曲を動画でチェック!
高中正義『Blue Lagoon』スタジオバージョン
アルバム『TAKANAKA』に収録されたスタジオバージョン。高中さんのギターが爽やかに響きます。
高中正義『Blue Lagoon』ライブ(1986年)
1986年のライブ映像。ライブ感満載のお得バージョンです。高中さんのエネルギッシュなギタープレイが楽しめます。
高中正義『Blue Lagoon』ライブ
2019年のライブバージョン。高中さんの円熟したギターテクニックが味わえます。
高中正義『Blue Lagoon』
そして最後がこちら!すべて同じ曲ですが、映像がとにかく楽しいです。カッコいいです。この4つの動画で、最も再生回数が多い動画です。是非ご覧ください。
高中正義のプロフィール
フュージョンギターの巨匠の軌跡
高中正義(たかなか まさよし)は、1953年3月27日生まれ、東京都出身のギタリスト、作曲家、音楽プロデューサーです。1970年代初頭にプロとしてのキャリアをスタートさせ、1976年にソロデビューアルバム『Seychelles』をリリース。エキゾチックで爽やかなギターサウンドが話題となり、フュージョン音楽の第一人者として注目を集めました。高中さんは、サディスティック・ミカ・バンドのメンバーとしても活動し、1970年代の日本のロックシーンに大きな影響を与えました。
1970年代後半には、『Blue Lagoon』が収録されたアルバム『TAKANAKA』(1977年)や『An Insatiable High』(1977年)などの名盤をリリースし、1980年代にも『T-WAVE』(1980年)や『The Rainbow Goblins』(1981年)など数々のアルバムを次々と発表しました。1990年代以降も精力的に活動を続け、2000年代には『Guitar Dream』などのアルバムを発表。2020年代に入っても、2023年に新アルバム『Super Takanaka』をリリースし、ライブ活動も積極的に行っています。高中さんのギターは、テクニカルでありながらもメロディアスで、聴く者を南国のビーチへと誘うような魅力があります。
時代を超えた影響力と現代での活躍
高中正義の音楽は、時代を超えて多くのリスナーに愛されています。1970年代後半から1980年代にかけて、彼の音楽はフュージョンブームの波に乗り、若者たちの夏のサウンドトラックとして支持されました。僕が大学時代に聴いていた頃、高中正義のギターは、夏の海や恋の思い出を鮮やかに蘇らせてくれる存在でした。
『Blue Lagoon』の制作背景
アルバム『TAKANAKA』のコンセプトと1970年代の音楽シーン
アルバム『TAKANAKA』は、高中正義がソロアーティストとして本格的に活動を始めた時期の作品で、エキゾチックで爽やかなサウンドが特徴です。1970年代後半の日本は、洋楽ロックやフュージョンがブームとなり、ウェザー・リポート(Weather Report)やチック・コリア(Chick Corea)などのフュージョンアーティストが人気を集めていました。日本の音楽シーンでも、サディスティック・ミカ・バンドや高中正義のようなアーティストが、ロックとジャズを融合させた新しいサウンドを展開していました。
『TAKANAKA』は、そんな時代の中で高中正義が放った一枚です。アルバムには『Blue Lagoon』のほか、『Mambo No. 5』や『Sundrops』など、夏を感じさせる楽曲が収録されており、高中さんのギターが持つ爽やかさとテクニカルな魅力が存分に味わえます。『Blue Lagoon』は、青い海と白い砂浜をイメージさせるメロディが印象的で、高中さんのフュージョンギターの代表曲として今も愛されています。
制作プロセスと高中正義のこだわり
『Blue Lagoon』の制作において、高中さんは自身のギターテクニックと南国的なイメージを融合させました。高中正義は当時24歳で、ソロアーティストとしての地位を確立しつつありました。この曲は、彼が夏の海辺をイメージしながら作曲したもので、爽やかなギターメロディとリズミカルなリフが特徴です。高中さんのギターは、テクニカルでありながらもメロディアスで、聴く者を南国のビーチへと誘います。
高中正義はレコーディングについて、「夏の海をイメージしてギターを弾いた。聴く人がリラックスできるようなサウンドを目指した」と語っています。『Blue Lagoon』は、高中のギターテクニックと音楽的センスが詰まった一曲であり、彼のフュージョンギターの魅力が感じられる作品です。アルバム『TAKANAKA』は、高中の初期の名盤として今も多くのファンに愛されています。
歌詞の紹介と解釈
インストゥルメンタルならではの情景描写
『Blue Lagoon』はインストゥルメンタル曲のため、歌詞はありません。しかし、高中正義のギターが奏でるメロディは、まるで歌詞があるかのように情景を描写します。曲の冒頭から、爽やかなギターリフが流れ、青い海と白い砂浜が目に浮かぶようなサウンドが広がります。リズミカルなリフとメロディアスなフレーズが交互に登場し、夏の海辺でのひとときを表現しています。
僕がこの曲を初めて聴いた大学時代、ギターの音色に引き込まれ、まるで海辺で風を感じているような気分になりました。(中盛) 『Blue Lagoon』は、言葉がないからこそ、聴く者の想像力を刺激し、夏の思い出や恋の情景を鮮やかに蘇らせてくれます。高中正義のギターは、テクニカルでありながらも感情的で、聴く者の心に直接訴えかける力があります。
テーマと感情の流れ
夏の海とリラックスした気分
『Blue Lagoon』の中心的なテーマは、「夏の海とリラックスした気分」です。高中正義のギターが奏でるメロディは、青い海と白い砂浜をイメージさせ、聴く者を南国のビーチへと誘います。曲の構成は、爽やかなイントロから始まり、メインのリフがリズミカルに展開。後半では、ギターソロが情感たっぷりに盛り上がり、夏の海辺での解放感を表現しています。高中のフュージョンギターならではのテクニックが、曲全体にリラックスした雰囲気を加えています。
ライブパフォーマンスの魅力
高中正義のライブパフォーマンスは、彼の音楽の魅力を最大限に引き出す場として知られています。ご紹介した2本目の動画では、1986年のライブならではのエネルギッシュな演奏が楽しめます。高中さんのギターソロは、スタジオ版以上に伸びやかで、ライブ感満載のパフォーマンスが観客を魅了します。
また、3本目の動画では、2019年のライブで『Blue Lagoon』を披露しています。66歳の頃の高中さんが披露するパフォーマンスですが、円熟したギターテクニックが加わり、夏の海辺の情景に深みが感じられます。そして、4本目の動画は、映像が楽しくてカッコいい仕上がりになっており、4つの動画の中で最も再生回数が多い人気のバージョンです。
多角的な視点:『Blue Lagoon』が映し出す高中正義の人生
1970年代の日本と高中のメッセージ
1970年代後半の日本は、洋楽ロックやフュージョンがブームとなり、若者たちが新しい音楽に夢中になっていました。サディスティック・ミカ・バンドや高中正義のようなアーティストが、ロックとジャズを融合させた新しいサウンドを展開。高中さんは、そんな時代の中で「夏の海とリラックスした気分」をテーマに、聴く者を南国のビーチへと誘う音楽を創り出しました。『Blue Lagoon』は、1970年代の若者たちの夏のサウンドトラックとして、多くのリスナーに共感を呼びました。
僕が大学時代にこの曲を聴いていた1970年代後半は、日本でも洋楽ロックやフュージョンがブームとなり、高中正義の音楽が多くの若者に支持されていました。学生生活の中で、友だちと一緒に高中正義のレコードを聴きながら、夏の海や恋の思い出について語り合った思い出があります。(大盛)『Blue Lagoon』は、時代を超えて夏の情景を鮮やかに蘇らせる楽曲です。
その後のキャリアとの繋がり
『Blue Lagoon』がリリースされた1977年以降、高中さんはフュージョンギターの第一人者として活躍を続け、『An Insatiable High』や『Guitar Dream』などの名盤をリリース。1990年代にはプロデューサーとしても活動し、2000年代以降もライブ活動を精力的に行っています。2020年代に入っても、2023年に新アルバム『Super Takanaka』をリリースし、若い世代にもその存在感を示しています。
『Blue Lagoon』で表現された夏の海とリラックスした気分は、高中さんのその後のキャリアにも影響を与えました。たとえば、『Sundrops』や『Mambo No. 5』など、夏を感じさせる楽曲でも、高中さんのフュージョンギターのルーツが感じられます。高中さんは、時代やトレンドが変わっても、自身のギタースタイルを貫き、その姿勢が彼の音楽を支える基盤となっています。
現代での影響と再評価
現代の音楽シーンでは、フュージョンが見直されており、『Blue Lagoon』も新たなリスナーに発見されています。2023年の『Super Takanaka』リリース時には、高中さんの初期の楽曲も再注目され、『Blue Lagoon』がSNSで話題に。あるファンは、「この曲を聴くと、夏の海に行きたくなる。高中正義のギターが最高!」とコメントしており、時代を超えて共感を呼んでいます。高中さんの音楽は、世代を超えて心に響く普遍的なサウンドを持っています。
まとめ
高中正義の『Blue Lagoon』は、夏の海とリラックスした気分をテーマにした爽やかなインストゥルメンタル曲です。1977年のアルバム『TAKANAKA』に収録されたこの曲は、青い海と白い砂浜をイメージさせ、聴く者を南国のビーチへと誘います。時代を超えて愛されるこの曲は、1970年代のファンに夏のサウンドトラックを提供しただけでなく、現代のリスナーにも深い共感を呼んでいます。僕の大学時代、洋楽ロックやフュージョンに夢中だった頃に心を掴まれたこの曲を、3月27日の高中さんの誕生日にお祝いとして紹介できたことを嬉しく思います。ぜひ、動画で高中さんのギタープレイを聴きながら、夏の海辺にいるような気分を味わってみてください。時代を超えた名曲になるはずです。
高中正義さん、72歳のお誕生日おめでとうございます!これからも素晴らしい音楽を届けてくれることを楽しみにしています!🎂🎸
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