【1月17日】は、坂本龍一さんの誕生日-『ライディーン』(イエロー・マジック・オーケストラ)を紹介!

今日は、坂本龍一さんの誕生日です。

今日(2025.1.17)は坂本龍一さん(1952年生まれ)の誕生日です。
生きていれば、73才の誕生日だったのですが、残念ながら2023年3月に亡くなられています。

坂本 龍一 さんは、東京出身で、日本の作曲家、編曲家、ピアニスト、音楽プロデューサーとして大活躍されました。
音楽性は幅広く、クラシック音楽が根幹にあり、民俗音楽、ポピュラー音楽(特にテクノポップ)にも造詣が深かったです。1987年には日本人で唯一アカデミー作曲賞を受賞しており、映画音楽でも世界的に評価されています。晩年は環境や憲法に関する運動にも積極的に参加していました。
引用:ウィキペディア

今日の紹介曲:『ライディーン』-イエロー・マジック・オーケストラ

次の動画は、1980年のものらしいです。確かに若い!!!

次の動画はいつの頃のものでしょうかね??
現在は、真ん中でドラムをたたいている高橋さんしか存命ではありませんが、この曲はその高橋さんが作曲したものです。しかし僕の中にある坂本龍一さんや、イエロー・マジック・オーケストラのイメージからかけ離れた格好には、ホクっとさせられます。

僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・♫

My age小学校中学校高校大学20代30代40代50代60~
曲のリリース   1979     
僕が聴いた時期   ●     

僕がこの曲を初めて聴いたのは恐らく、大学3年の時です。

なんか風変わりな曲だなぁと思っていましたね。
この後流行したテクノ音楽にはほぼ興味は湧きませんでしたが、ライディーンは僕が若かったせいもあるのか、なんか少し追っかけようかと思った曲です。

1980年にリリースされたアルバム「X∞Multiplies」にこのライディーンも挿入されており、購入して何度も聴きました。でもアルバムとしてはよくわからんかったです”(-“”-)”

坂本龍一の音楽的魅力

坂本龍一は、日本が誇る音楽界の巨匠であり、その幅広い活動は国内外で絶大な影響力を持っています。1952年に東京で生まれた坂本は、東京芸術大学で音楽を学び、1978年にイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を結成しました。YMOはテクノポップという革新的な音楽ジャンルを生み出し、その影響は世界中に広がりました。

坂本の音楽の最大の特徴は、クラシック、ジャズ、エレクトロニカ、ポップなど、さまざまなジャンルを巧みに融合させている点です。どのジャンルにもとらわれず、彼独自のアプローチで常に新しい音楽体験を提供してきました。例えば、今回紹介する楽曲「ライディーン」は、シンセサイザーの先進的な音色と躍動的なビートが融合した作品で、リリース当時から多くの人々を魅了しました。そのサウンドは、未来の音楽と過去の叙情性を同時に感じさせる、まさに時代を超えた一曲です。

また、坂本はソロ活動においてもその才能を遺憾なく発揮しています。映画音楽の分野では、『戦場のメリークリスマス』や『ザ・ラストエンペラー』といった名作でアカデミー賞やゴールデングローブ賞を受賞しました。彼の映画音楽は、映像の世界観をさらに深めるだけでなく、音楽そのものが物語を語る力を持っています。

さらに、坂本は環境問題や社会問題にも深い関心を寄せ、その意識を音楽活動に反映しています。福島第一原発事故後には「反原発」運動に積極的に参加し、音楽を通じて強いメッセージを発信しました。こうした社会的活動を音楽に取り入れる姿勢も、彼の魅力をさらに際立たせています。

坂本の個性的なファッションセンスや、アートへの深い造詣も特筆すべきポイントです。彼のステージパフォーマンスは音楽とビジュアルの融合であり、まるで一つのアート作品のようです。その哲学的な思想や創造性は、多くのアーティストやファンにインスピレーションを与え続けています。

『ライディーン』とその影響

1979年にリリースされたYMOの代表曲『ライディーン』は、坂本龍一の音楽的才能を象徴する一曲です。この曲は、シンセサイザーの斬新なサウンドとリズミカルなビートが特徴で、テクノポップというジャンルを確立する上で重要な役割を果たしました。イントロのシンセサイザーのメロディは、一度耳にすれば忘れられないほどの中毒性を持ち、まるで音楽そのものが踊り出すような楽しさを感じさせます。

『ライディーン』の構成は非常に緻密で、坂本をはじめとするYMOのメンバーが持つ卓越した技術と創造力が詰め込まれています。シンセサイザーのメロディとビートが絶妙に絡み合い、聴く人を一瞬で引き込む力を持っています。また、細野晴臣や高橋幸宏とのコラボレーションにより、曲全体に豊かな表現力が加わっています。この曲は、まるで電子音楽の魔法のような魅力を持ち、リスナーを未知の音楽体験へと誘います。

『ライディーン』は当時の音楽シーンに多大な影響を与えただけでなく、後に続くエレクトロニカやテクノのアーティストたちにも多大なインスピレーションを提供しました。この曲をきっかけに、シンセサイザーを駆使した新しい音楽の可能性が広がり、多くのミュージシャンが坂本のスタイルに影響を受けながら独自のサウンドを追求しました。

さらに、『ライディーン』は映画や広告にも多く使用され、そのエネルギッシュなサウンドが視聴者の心に強い印象を与えています。例えば、SF映画の未来都市を描いたシーンや、テクノロジーを象徴する広告などで、この曲の斬新なビートが効果的に活用されています。このように、『ライディーン』は音楽の枠を超えた普遍的な魅力を持つ作品です。

坂本龍一の音楽と『ライディーン』の魅力は、彼の常に新しい視点を取り入れる革新性に根ざしています。彼の作品は聴く者に深い感動を与えると同時に、音楽が持つ可能性の広がりを示しています。この普遍的な魅力が、坂本龍一の音楽が時代を超えて愛される理由の一つです。

まとめ

坂本龍一の魅力は、その多才さと革新性にあります。彼の音楽はジャンルを超え、常に新しい表現を追求し続ける姿勢が、多くの人々を引きつけています。YMOとしての活動からソロキャリア、映画音楽まで、坂本の音楽は時代を超えて人々の心に響き続けています。『ライディーン』はその象徴的な作品であり、これからも多くのアーティストやファンに影響を与え続けるでしょう。

坂本龍一の音楽は、まるで宇宙を旅するような広がりと深さを持ち、聴く者を未知の世界へと誘います。その探求心と創造力は、これからも音楽界に新たな風を吹き込み、多くの人々に感動と驚きを与え続けることでしょう。坂本の音楽の旅はまだ続いています。その先に待つ未来がどのような音楽を生むのか、期待せずにはいられません。

また、プライベートでは坂本龍一と矢野顕子は1982年に結婚しています。2006年に離婚しましたが、矢野顕子の代表曲「春咲小紅」では坂本龍一が編曲を担当しています。

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