今日は、シーナ(鮎川悦子)さんの誕生日です。
今日(2024.11.23)はシーナ(鮎川悦子)さんの 誕生日(1953年生まれ)です。生きていれば、71歳の誕生日でしたが、2015年2月14日、子宮頸がんのため61歳でなくなっています。
今日の紹介曲:『ユーメイドリーム』-シーナ&ロケッツ
僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・♫
My age | 小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60~ |
曲のリリース | 1979 | ||||||||
僕が聴いた時期 | ● |
僕が大学三年生の冬でした。
最初聴いたときは、いわゆる日本版ロックンロールだなと思った程度でした。
でも、不思議と時々聴きたくなる曲で、それが度重なって今回紹介するに至りました。彼らの他の曲は個人的にあまりピンときませんでした。ファンの皆さん申し訳ないです。
ただ、シーナ(鮎川悦子:北九州市出身)と鮎川誠(久留米市出身)がいずれも福岡県出身で、同じ九州人として親しみがあったのも事実ですね。鮎川誠さんも、残念ながら昨年(2023年1月に)、74歳でなくなっています。天国で2人でロックしてますかね??
「ユー・メイ・ドリーム」 シーナ&ザ・ロケッツ
「ユー・メイ・ドリーム」は、シーナ&ザ・ロケッツの代表的な楽曲で、1979年12月5日にアルファレコードからリリースされました。この曲はアルバム『真空パック』からのシングルカットとして発表され、日本航空のCMソングにも起用されました。軽快なリズムと耳に残るメロディーが魅力で、多くのリスナーに愛されています。

シーナ&ザ・ロケッツは1978年に福岡で結成された日本のロックバンドで、「めんたいロック」の先駆者として知られています。バンドはギタリストでボーカリストの鮎川誠と、その妻でありカリスマ的なボーカリストのシーナ(本名:鮎川悦子)を中心に構成されています。その音楽スタイルはブルースロック、パンク、ニューウェーブを巧みに融合したもので、日本の音楽シーンに新たな風を吹き込みました。
作詞・作曲の豪華なコラボレーション
「ユー・メイ・ドリーム」は、鮎川誠と細野晴臣が作曲を担当し、作詞は柴山俊之とクリス・モズデルが手がけました。この異色のコラボレーションは、当時の音楽シーンにおいて新鮮な風をもたらしました。細野晴臣はYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)のメンバーとして知られ、電子音楽やテクノポップの分野で先駆的な活動を行っていました。そんな細野と鮎川が共作したこの楽曲は、ロックとテクノが融合した独特のサウンドが特徴です。
歌詞に込められた夢と恋愛のテーマ
歌詞には、夢見るような恋愛感情が美しく描かれています。「あなたのことを思うと胸が熱くなる」という情熱的な表現や、「水晶の舟」「口づけ」といった幻想的なイメージが、聴く者の心を揺さぶります。さらに、軽快なサンバのリズムが取り入れられており、聴くだけでポジティブな気分になれる一曲です。
リリース当時の反響と時代を超えた愛され方
リリース当時、ロックやニューウェーブが若者たちの間で人気を博しており、「ユー・メイ・ドリーム」はその中でも異彩を放つ存在でした。オリコンチャートで週間20位を記録し、幅広い支持を集めました。その後もNHKの連続テレビ小説『半分、青い。』で使用されるなど、時代を超えて愛され続けています。
シーナの歌声とバンドの魅力
この曲の最大の魅力は、シーナの力強くも繊細な歌声と、バンドのエネルギッシュな演奏です。シーナの独特な声質と表現力は、聴く者の心をつかみ、深い印象を与えます。「ユー・メイ・ドリーム」ではその魅力が存分に発揮されており、一度聴けば忘れられない体験を提供してくれます。
夢とユーモアの世界

「ユー・メイ・ドリーム」を聴きながら、夢見る若者たちの奇想天外な想像を描いてみましょう。例えば、宇宙旅行に出て火星でピザ屋を開く夢や、タイムマシンを作って恐竜とサッカーをする計画。もしそんな夢が現実になったら、火星のピザ屋は重力の問題でピザが宙に浮き、配達に苦労するかもしれません。一方、ジュラ紀で恐竜とサッカーを楽しむつもりが、ティラノサウルスに追いかけられるというハプニングも起こりそうです。そんな空想を楽しむことこそ、この曲の醍醐味ではないでしょうか。
ライブで生まれる一体感
シーナ&ザ・ロケッツのライブで「ユー・メイ・ドリーム」が演奏されると、観客との一体感が生まれます。観客全員が歌い踊り、夢を共有する場となるライブは、音楽の持つ力を再確認させてくれる瞬間です。ライブ後には見知らぬ者同士が夢について語り合うこともあり、新しいつながりが生まれることもあります。
時代を超えるメッセージ
「ユー・メイ・ドリーム」は単なる楽曲ではなく、人々にとって希望や勇気を与える存在です。夢を見ること、自分を信じることの大切さを歌うこの曲は、時代を超えて多くの人々の心に響いています。その背後には、シーナ&ザ・ロケッツの情熱と努力、そして音楽への深い愛があります。
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