今日は、アンディ・サマーズの誕生日です。
今日(2024年12月31日)はポリスのギタリストだったアンディ・サマーズの82歳の誕生日(1942年生まれ)です。おめでとうございます。
今日の紹介曲:「見つめていたい(Every Breath You Take)」-ポリス(The Police)
次の動画は、学校コンサート「クザーヌスの音楽」のライブ録音で、- 2014年6月12日と13日にエルケレンツ市庁舎で開催された高等学校合唱団の模様です。どうなんでしょう?動画を載せておいてこう言うのはいかがかと思いますが、僕は何とも評価できません。
だた、世に出て30年後の若い世代の人たちが、この曲に思いを込めて歌っていることには感動させられましたし、ラップとも意外と相性がいいようだとも感じました。ポリス自体レゲイ調の曲が多いバンドだったので、そのせいですかね??
僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・♫
My age | 小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60~ |
曲のリリース | 1983 | ||||||||
僕が聴いた時期 | ● |
この曲を初めて聴いたのは、社会人2年目の頃です。
ポリスは学生時代から単発曲で聴いていたバンドですが、当時は深入りしていませんでした。
この曲が入ったアルバムが結局ポリスとして最後のアルバムとなったわけですが、僕にしては珍しく、解散後ソロ活動を始めたスティングから改めて彼らの曲を聴き始めることになりました。
確か、ポリスとしてはこの曲が一番売れたはずです。
今でも毎日印税が20万円近く入って来るとの記事も読みました。
スティングの歌唱力もさることながら、メロディーが美しいく、リズムがGood!
曲全体として味があるなあと感じる一曲です。
「見つめていたい(Every Breath You Take)」- ポリスの名曲に迫るユーモラス考察
ポリス(The Police)の名曲「Every Breath You Take」。日本では「見つめていたい」という邦題で広く知られています。この曲は1983年のアルバム『Synchronicity』に収録され、リリース直後から世界中で大ヒットを記録しました。一見、ロマンチックな恋愛ソングとして認識されがちなこの曲ですが、実はその奥には意外とダークなテーマが隠されています。今回は、この名曲が持つ魅力と、そこに潜むユーモラスな一面について考察してみましょう。
甘いメロディーと監視の恐怖

「Every Breath You Take」の美しいメロディーは、アコースティックギターのシンプルなリフと、スティングの澄んだボーカルが調和しています。この組み合わせは、聴く者を優しく包み込むような心地よさを感じさせます。しかし、歌詞に耳を傾けてみると、そこに流れるのは「君のすべてを見ている」という監視のメッセージ。愛する人を思う心が描かれているようで、その実、どこかストーカー的な要素が隠されているのです。
例えば「Every breath you take, every move you make, I’ll be watching you」というフレーズ。これを純粋な愛情表現と捉えると「君の幸せをずっと見守っている」という美しいメッセージに思えます。しかし、ちょっと角度を変えてみると、「君の息遣いや一挙一動まで見張っている」というやや恐ろしい執着心にも聞こえてきます。このギャップこそが、この曲を単なるラブソング以上の深みを持つものにしています。
スティングの個性が際立つ一曲
ポリスのフロントマンであり、「Every Breath You Take」の作者でもあるスティング(Sting)は、この曲で自身のカリスマ性を存分に発揮しました。彼の澄んだ声と独特の表現力が、この曲をより一層引き立てています。この曲はスティングのソロキャリアにおいても象徴的な存在となり、彼が「音楽界のアイコン」としての地位を確立する大きな要因となりました。
それでも、この曲がこれほどまでに長く愛される理由は、スティングのカリスマ性だけではありません。「愛と監視」という二面性を持つ歌詞、そしてシンプルながらも心に残るメロディー。この両方が融合し、多くのリスナーの心に深く刻まれる名曲となったのです。
多くのアーティストによるカバーとパロディー
「Every Breath You Take」は、リリース後、数多くのアーティストにカバーされ、またパロディーとしても様々な形で取り上げられてきました。あるコメディアンがこの曲をベースにして「SNSでの監視文化」を皮肉ったパフォーマンスをしたこともあり、現代の状況に照らし合わせてさらに新しい解釈を生む曲でもあります。
結婚式やパーティーのBGMとしてもよく使用されるこの曲。とはいえ、歌詞の内容を深く理解した上で「監視される幸せ」を噛みしめながら踊るカップルがどれほどいるのかは、少々疑問が残るところです。
現代の「見守り」文化とのリンク
現代のデジタル社会では、SNSやスマートフォンを通じて、他人の行動を常に把握できる状況が当たり前になっています。この文脈で「Every Breath You Take」を捉えると、そのテーマが時代を先取りしているようにも感じられます。たとえば、Instagramでの「いいね!」やストーリー機能は、ある意味で現代の「君を見守っている」行為そのものではないでしょうか。
しかし、この曲がただのデジタル時代の警鐘にとどまらないのは、その普遍性にあります。どんな時代においても、愛と執着の境界線を問いかけるテーマは変わらず存在し続けるのです。
ロックバラードの金字塔
音楽的にも「Every Breath You Take」は非常に完成度の高いロックバラードです。シンプルなギターリフから始まり、徐々に重厚感を増す構成。スティングの感情豊かな歌声が、リスナーの心を深く揺さぶります。さらに、バックコーラスやストリングスのアレンジが曲にさらなる広がりを持たせ、聴くたびに新しい発見をもたらします。この完成度の高さが、「Every Breath You Take」を時代を超えた名曲へと押し上げたのです。
結論:愛と監視の間で揺れる名曲
「Every Breath You Take」は、甘いメロディーとダークなテーマの絶妙なバランスによって、多くの人々を魅了してきました。愛する人を見つめ続けるというロマンティックなメッセージと、その裏に潜む執着の影。これらが織りなす複雑な感情は、聴くたびに新たな気づきを与えてくれるでしょう。
次にこの曲を聴くときは、その裏に隠されたメッセージにも思いを馳せてみてください。そして、愛情と監視、両方の視点を味わいながら、このポリスの名曲を楽しんでみてはいかがでしょうか。どちらの解釈にせよ、「Every Breath You Take」があなたの心に残る名曲であることは間違いありません。
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