本日より、『僕の勝手なBest●●』シリーズを開始します。
この企画は、僕が勝手に好きなミュージシャンの楽曲を、勝手にランク付けしていくものです。
なので、僕と同じくその歌手・ミュージシャンが好きな方のランキングとは違うと思いますが、ご勘弁くださいね。
またランキング記事はおそらく連続投稿しません。当面は、僕の好きなミュージィシャンもしくは好きな曲を歌っている、その日「今日」生まれた人を取り上げるので、誰も掲載する人がいない日に順次このランキングを投稿していきます。
これらを合わせて、いつまで続くか・・・・毎日投稿!!で頑張ります。(>_<)
では早速、一番目のアーティストとして「エルトン・ジョン編」を開始します。
第10位:『ハーモニー(Harmony)』
さて、エルトン・ジョン数ある楽曲の中でベスト10に滑り込んだのは「ハーモニー(Harmony)」です。
彼の音楽キャリアの中でわき役として特に輝きを放つ一曲です。この楽曲は、1973年にリリースされた名盤『黄昏のレンガ路(Goodbye Yellow Brick Road)』の最後を飾るトラックであり、愛、友情、そして人間関係の大切さをテーマにした深いメッセージが込められています。その音楽的な魅力、背景、さらにはエルトン・ジョン自身のエピソードを交えながら、この楽曲が持つ普遍的な価値を紐解いていきます。
愛と調和のメッセージ
「ハーモニー」の歌詞は、調和と共生の美しさを象徴的に描き出しています。この曲の作詞を担当したバーニー・トーピンは、日常の中に潜む普遍的なテーマを詩的に表現する天才として知られています。「ハーモニー」の中で繰り返される「私たちは一緒にいることで強くなる」というフレーズは、個人主義が強まる現代社会において、他者とのつながりや絆の重要性を改めて認識させてくれるメッセージです。
エルトン・ジョンとトーピンのコンビは、楽曲のテーマについて深く話し合うことが多かったと言われています。特に「ハーモニー」では、彼らがその時代の社会的な変化――個々の自由を尊重しながらも、共同体としての価値を失わないこと――を強く意識していたことがうかがえます。
音楽的な特徴と構成の妙

「ハーモニー」はその音楽的構成においても優れた完成度を誇ります。イントロの穏やかなピアノの旋律が楽曲全体を包み込み、エルトン・ジョンのボーカルがその温かさとともに展開します。徐々にストリングスやブラスが加わり、楽曲のダイナミクスが豊かに広がるアレンジが特徴です。
特にサビの部分では、コーラスのハーモニーが際立ちます。このコーラスは楽曲全体のテーマである「調和」を音楽的に具現化しており、まるで異なる声が一つにまとまり合うような感覚を与えてくれます。聴き手に高揚感と安らぎを同時に感じさせるこの構成は、エルトン・ジョンの音楽センス(ほんとにエルトン・ジョンの音楽センスに脱帽です!!)が光る部分です。
さらに、彼のピアノ演奏はこの曲の感情的な核を担っています。エルトンはピアノの音色を通じて、聴き手に直接語りかけるような表現力を持っています。その繊細なタッチとメロディーラインが楽曲に深い表情を与え、「ハーモニー」を特別なものにしているのです。
制作背景とエルトン・ジョン自身のエピソード
「ハーモニー」が収録された『黄昏のレンガ路』は、エルトン・ジョンの音楽キャリアの中でも最も評価が高いアルバムの一つです。(僕もこのアルバムが彼の最高傑作だと思っています)
このアルバムは、彼とバーニー・トーピンがフランスの田舎町にあるシャトー・ド・エルヴィル(Château d’Hérouville)というスタジオで制作したもので、当時の先進的な録音技術と、二人が共有する創造性が存分に発揮された作品です。
「ハーモニー」の制作中、エルトン・ジョンは自身の忙しいツアースケジュールや、急激な成功によるプレッシャーに悩まされていました。(ぜひ映画「ロケット・マン」を見てください(#^^#))
しかし、トーピンとの共同作業は彼にとって大きな支えとなり、楽曲制作を通じて精神的なバランスを保つことができたと言われています。この曲が持つ「共にいることの大切さ」というメッセージは、まさにエルトン自身の経験に裏打ちされたものだったのです。
アルバムの位置づけと「ハーモニー」の役割

「ハーモニー」は、『黄昏のレンガ路』の最後を締めくくるトラックとして収録されています。このアルバムには、「キャンドル・イン・ザ・ウィンド」や「ベニーとジェッツ」など、今なお多くの人々に愛される名曲が並んでいますが、その中で「ハーモニー」は静かに深い余韻を残す役割を果たしています。
アルバムの最後にこの曲を配置したことについて、エルトン・ジョンは「聴き終えたリスナーが、自分自身や周囲の人々とのつながりを改めて考える時間を持てるようにしたかった」と語ったことがあります。この意図は、アルバム全体を通じて語られるテーマの集大成として「ハーモニー」を捉えることで、さらに深みを増しています。
映像作品での使用と普遍的な魅力
「ハーモニー」は、その普遍的なテーマと美しいメロディーゆえに、映画やテレビドラマなどでも頻繁に使用されています。困難を乗り越える物語のクライマックスや、感動的な再会のシーンで流れる「ハーモニー」は、その場面に深い感情を添える存在となっています。これにより、この楽曲は単なる音楽作品の枠を超え、多くの人々の記憶に刻まれる「象徴的な楽曲」としての地位を確立しています。
ライブでの特別な体験
ライブパフォーマンスにおいても、「ハーモニー」は特別な存在感を放っています。エルトン・ジョンがステージでこの曲を演奏する際、その情熱とエネルギーは観客全体に伝わり、一体感を生み出します。観客が一緒に歌う光景は、まさに「ハーモニー」というタイトルにふさわしい瞬間です。
また、エルトンはライブでの演奏にアレンジを加えることで、毎回新たな魅力を発見させてくれます。ストリングスを強調した壮大なバージョンや、アコースティックでしっとりと聴かせる演奏など、どのバージョンも「ハーモニー」の持つ魅力を異なる形で引き出しています。
ぜひ、この楽曲を聴いてみてください。きっと、あなたの心にも調和の旋律が響き渡り、日々の生活を彩る大切な一曲となることでしょう。
Hello, baby hello
Haven’t seen your face for a while
Have you quit doing time for me
Or are you still the same spoiled childHello, I said hello
Is this the only place you thought to go
Am I the only man you ever had
Or am I just the last surviving friend that you knowHarmony and me
We’re pretty good company
Looking for an island
In our boat upon the sea
Harmony, gee I really love you
And I want to love you forever
And dream of the never, never, never leaving harmonyHello, baby hello
Open up your heart and let your feelings flow
You’re not unlucky knowing me
Keeping the speed real slow
In any case I set my own pace
By stealing the show, say hello, helloHarmony and me
We’re pretty good company
Looking for an island
In our boat upon the sea
Harmony, gee I really love you
And I want to love you forever
And dream of the never, never, never leaving harmonyharmony harmony harmony harmony Ah
和訳:
ねぇ、愛しい人よ
しばらく真剣に向き合ってなかったね
もう、僕とこうして
語らなくてもいいと思ってる?
それとも照れくさいかな?ねぇ、
僕は呼びかけるよ
今の感じ、君が思い描いたようになってるかな?
僕は君が思い描いたようなパートナーになれてる?
そして、君が一番頼りになる
心の友になれてるかな?ハーモニーand ミー
僕たちのとってもいい間柄
夢の島を探すんだ
海の上にボートを浮かべて
ハーモニー
あぁ、自分でもビックリするほど
君の事が大好きみたい
だから、君を愛していたいよ永遠に
絶対、絶対、絶対去らないで
夢のようなハーモニーねぇ、愛しい人よ
心を開いて
何でも言ってね
君は僕と出会って
不運なんてことはないよ
焦らずゆっくり
どんな時も自分を見失わないようにするね
だけど独りよがりになってたら
言ってよ、
ねぇ、ねぇ、って
Ah-ハーモニーand ミー
僕たちのとってもいい絆
夢の島を探すんだ
海の上にボートを浮かべて
ハーモニー
あぁ、自分でもビックリするほど
君の事が大好きみたい
だから、君を愛していたいよ永遠に
絶対、絶対、絶対去らないで
夢のようなハーモニー
絶対去らないでハーモニー
ハーモニー
ハーモニー
ハーモニー
ハーモニー
Ah-引用:ブログ-天然石の詩より
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