【2月3日】は、住出 勝則さんの誕生日-『20歳のめぐり逢い』-(シグナル)をご紹介!

今日は、住出 勝則(すみで・まさのり)さんの誕生日です。

今日(2025.2.3)は住出 勝則さん(1956年生まれ)の69才の誕生日です。
おめでとうございます。
京都府舞鶴生まれで、1975年、フォークグループ「シグナル」で芸能界デビューし、デビュー曲の「20歳のめぐり逢い」が80万枚を超える大ヒットとなりました。
高校生時代は、ハードロックにのめり込み、ディープ・パープル、グランド・ファンク・レイルロード、レッド・ツェッぺリンなどのグループに傾倒する(僕とおんなじや!!)一方で、“ニューミュージック”と呼ばれた国内のアコースティック・グループの音楽にも心を奪われ、特にガロの音楽に影響を受けたそうです。

今日の紹介曲:『20歳のめぐり逢い』-シグナル

僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・♫

My age小学校中学校高校大学20代30代40代50代60~
曲のリリース  1975      
僕が聴いた時期  ●      

この曲を始めて聴いたのは高2の時ですね。つまりリリースされたとき。テレビで見たのでしょう!?

あの頃は、歌番組も結構ありましたのでテレビで見たんだと思います。(ヒット’75(日本テレビ)、第1回日本テレビ音楽祭(日本テレビ)、一億人の歌謡曲(TBS)、歌のグランプリ(TBS)、歌だ!飛び出せ2万キロ(フジテレビ)、歌謡ヒットプラザ(TBS)などなど・・・)

以下に解説している様に、僕の中でも「青春の甘酸っぱさを映す名曲」といったところでしょうか!(;_;)/~~~

シグナル「20歳のめぐり逢い」— 青春の甘酸っぱさを映す名曲

1975年、フォークシーンに突如現れたシグナルのデビューシングル「20歳のめぐり逢い」。この曲は、単なる青春ソングではなく、聴く者の心に深い共感と郷愁を呼び覚ます不朽の名作です。当時の若者文化と熱い情熱が色濃く反映され、シンプルながらも切なく力強いメロディーと歌詞が融合し、今なお多くの人々を魅了し続けています。

しかし、この曲がこれほどの名曲となったのは、ただの偶然ではありません。そこにはシグナルという3人組フォークグループの音楽的センス、個性、そして時代背景が絡み合い、見事に昇華された結果があったのです。本記事では、「20歳のめぐり逢い」の魅力を深く掘り下げ、作品の裏話やメンバーの個性、そしてニッチな情報まで存分にお届けします。


この曲のタイトルが示す通り、テーマは「若さ」と「出会い」。

特に印象的なのが、「風に震えるオレンジ色の枯葉の舞いちる停車場で君と出逢った」というフレーズです。秋の冷たい風の中で揺れる枯葉、そこに漂う空気の匂いまでも感じられるような詩的な描写。聴く者それぞれの記憶の中にある、あの日の駅の風景や、あの時の出会いが呼び起こされるような、不思議な力を持っています。

この曲は、ただの恋愛ソングではありません。甘酸っぱい青春の記憶を刺激し、「あの頃」を思い出させる魔法のような一曲なのです。誰もが経験する、あの一瞬のきらめきを閉じ込めたような音楽。そのため、聴く度に違った感情を引き出される人も多いのではないでしょうか。

シグナルのメンバーたち—異なる個性が生んだ奇跡

シグナルは、田村功夫、住出勝則、浅見昭男の3人からなるフォークグループ。それぞれの個性が絶妙に組み合わさることで、シグナルならではの音楽が生まれました。

  • 田村功夫(たむら いさお)
     グループのリーダー的存在で、シグナルの核となる存在。力強い歌声と、感情豊かな表現力でグループを引っ張りました。
  • 住出勝則(すみで まさのり)
     ギターの名手であり、シグナルの楽曲の音作りに大きく貢献した人物。彼のギタープレイが「20歳のめぐり逢い」に、独特の温かさと深みを加えています。
  • 浅見昭男(あさみ あきお)
     柔らかく繊細な歌声を持ち、ハーモニーの要となった存在。彼の声が入ることで、シグナルの楽曲はより感情的で美しいものになりました。

この3人のバランスが、シグナルの魅力そのものだったのです。

「20歳のめぐり逢い」の音楽的魅力

「20歳のめぐり逢い」は、フォークソングの枠を超えた作品としても注目されます。当時のフォークといえば、シンプルなコード進行とストレートな歌詞が特徴でしたが、この曲は違いました。

  1. 緻密に計算されたハーモニー
     3人の異なる声質が、美しく重なり合うことで、シンプルな楽曲に奥行きを生み出しました。特にサビの部分でのコーラスは、まるで風がそっと吹くような優しさがあります。
  2. アコースティックギターの温かさ
     住出勝則のギターが中心となり、シンプルながらも情緒的な演奏が展開されています。単なる伴奏ではなく、旋律を際立たせるようなプレイが随所に見られます。
  3. ドラマチックな展開
     ただの淡々としたフォークではなく、ストリングスやコーラスを効果的に使い、まるで映画のワンシーンのような雰囲気を作り出している点も特筆すべきです。

時代背景とヒットの理由

1970年代は、日本の音楽シーンにおいてフォークブームが巻き起こっていた時代でした。吉田拓郎井上陽水といったアーティストが注目される中、「20歳のめぐり逢い」は独自のポジションを築くことに成功しました。

この曲がヒットした理由には、時代の空気も関係しています。1970年代の若者たちは、高度経済成長の中で大人の世界へと足を踏み入れながらも、どこか不安や切なさを抱えていました。「20歳のめぐり逢い」は、そんな彼らの感情に寄り添うような曲だったのです。

裏話—ファンと一体となった伝説の路上ライブ

「20歳のめぐり逢い」のリリース後、シグナルは全国各地を巡るライブ活動を行いました。その中でも伝説となっているのが、ある街角での即興ライブ。

ある日、メンバーの一人がギターを抱えながら歩いていたところ、通りがかったファンに「20歳のめぐり逢いを歌ってほしい」と頼まれました。彼は照れながらもギターを取り出し、歌い始めると、気づけばその場にいた人々が次々と歌に加わり、まるでミュージカルのような光景に。最後には拍手が鳴り響き、思わぬライブが大成功を収めたというエピソードが残っています。

結びに

「20歳のめぐり逢い」は、ただのフォークソングではありません。青春の甘酸っぱさ、初恋のときめき、そして人生の儚い美しさが見事に融合した一曲です。シンプルながらも奥深いメロディー、心に響く歌詞、そしてパフォーマンスに込められた情熱は、リスナーにとって特別な思い出となり、今日まで愛され続けています。

この曲を聴くたびに、私たちはあの日の若さと情熱、そして時代を超えた普遍的な感情を再認識するのです。シグナルの音楽は、まさに時代を映す鏡であり、未来へと引き継がれる宝物と言えるでしょう。

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