【12月17日】は、ジム・ボンファンティの誕生日-『 Let’s Pretend(レッツ・プリテンド)』-ラズベリーズを紹介!

今日は、ジム・ボンファンティ(ラズベリーズ)の誕生日です。

今日(2024.12.17)はラズベリーズのドラマーだったジム・ボンファンティの83歳の誕生日(1948年12月17)です。おめでとうございます!!

今日の紹介曲:『レッツ・プリテンド』-ラズベリーズ(Raspberries) -です。

超約

叶わないと知りながらも、今夜だけは君と寄り添っていたいと願っている。
未来のことはわからなくても、ふたりの時間がずっと続くと信じていたい。
たとえ明日には離れてしまうとしても、この夜だけはそばで抱きしめ合っていたい——そんな想いを歌っていいます。

まずは、公式動画からご覧ください。

🎵 公式クレジット
曲名:Let's Pretend
アーティスト:Raspberries
提供:Provided to YouTube by Universal Music Group
収録:Capitol Collectors Series
℗ 1972 Capitol Records, LLC / Released on: 1991-01-01
チャンネル:RaspberriesOnline

✍️ 2行解説
1972年に発表されたラズベリーズの代表的バラードで、甘く切ない青春の恋心を描いた楽曲。
優美なメロディとハーモニーが際立ち、エリック・カルメンのソングライティングの才能が光る一曲です。
🎵 公式クレジット
曲名:Let's Pretend (Live)
アーティスト:Raspberries
提供:Provided to YouTube by Omnivore Recordings
収録Pop Art Live
℗ 2017 Raspberries, under exclusive license to Omnivore Recordings
チャンネル:RaspberriesOnline(登録者数 約2.01万人)

✍️ 2行解説
ラズベリーズが再結成後に披露した『Let's Pretend』のライブ音源。
スタジオ版よりも力強く、熟練した演奏と成熟した歌声が魅力の感動的なパフォーマンスです。

僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・♫

My Age 小学校中学校高校大学20代30代40代50代60才~
曲のリリース年1973
僕が聴いた時期

音楽を一番多く長く聴いたのは大学の時ですが、その下地つまり、徐々に洋楽を本気で好きになっていったのは中学時代に他なりません。新鮮で楽しく素晴らしい世界を見るように毎日毎日新たな曲との出会いを待っていましたね。

そんな中で出会った曲の一つがこの『レッツ・プリテンド』です。彼らのデビューはその約1年ほど前で、この曲は5枚目のシングル盤になります。エリック・カルメンのハスキーでハイトーンな声が大好きで、この時期とにかくよく聴いたものです。

業界における評価は、「ビートルズ、ビーチボーイズ、スモール・フェイセスを融合した高い音楽性を誇りながらも、ティーンエイジャーのアイドル的な人気に止まった」とされていますが、逆に「ジョン・レノンがファンを公言しており、「Raspberries」のロゴ入りTシャツを着ている写真が残されている」(Wikipediaより)などの話もあります。確かにビックバンドにはなりませんでしたが、ボーカルのエリック・カルメンの声がとてもお気に入りでした。(後日談がありますが別記事でお話しします!)

ラズベリーズの『Let’s Pretend』:甘酸っぱさ満載の青春アンセム

1973年にリリースされたラズベリーズの名曲『Let’s Pretend』は、ただのポップソングにとどまりません。恋愛、夢、そして青春の儚さを見事に表現したこの曲は、リリースから何十年経った今でも多くのリスナーにとって特別な存在です。甘美なメロディとエリック・カルメンの感情豊かなボーカルが生み出すこの楽曲は、聴く人を「甘酸っぱい恋の記憶」へと誘います。


ラズベリーズの名前に秘められた真相

まず、「ラズベリーズ」という名前に注目してみましょう。甘くて可愛らしい響きですが、その由来をご存じでしょうか?実は、特に深い意味はありません!エリック・カルメン自身が「響きがキュートで、ちょっとバカっぽい感じが気に入っただけ」と語っています。とはいえ、この名前がティーン文化に馴染むポップなイメージを作り上げ、彼らの音楽の軽快さと切なさを絶妙に表現しているのだから驚きです。


『Let’s Pretend』誕生の秘密:テーマは愛と現実逃避?

エリック・カルメンが作詞作曲した『Let’s Pretend』は、「もう少しだけ、この幸せな瞬間に浸りたい」という想いを描いた一曲。タイトルの「Let’s Pretend(想像しよう)」がすでにどこか切なくロマンチックですよね。

制作当時、バンドメンバーのひとりが「この曲って、ラブソングというより、自己催眠ソングみたいだな」と冗談を言ったそうです。それに対してカルメンは、「そうさ。恋愛ってある意味、素晴らしい自己催眠なんだ」と真顔で返答。この一言に、全員が爆笑する一方で妙に納得したとか。この視点が『Let’s Pretend』をただの恋愛ソング以上の深みを持つ楽曲に仕上げています。


音楽的な魔法:耳に残るメロディと心を打つ構成

この曲の魅力は、なんといってもその美しいメロディラインにあります。ピアノとギターが織りなすイントロは聴く人の心を瞬時に掴み、「青春の甘酸っぱい思い出」へと引き込む力があります。60年代のビートルズ風ポップと70年代アメリカンロックの要素が融合し、カルメンの透き通る高音ボーカルが切なさをさらに引き立てています。

音楽業界では、「この曲のコード進行を聴いて涙を流さない人は、心が石でできているに違いない」と冗談が飛び交うほど。実際に、この曲を聴いて胸を熱くする人が後を絶たないのはその証拠です。


歌詞に込められた青春の哲学

『Let’s Pretend』の歌詞は、青春の輝きと儚さを詩的に表現しています。「もし、この幸せが永遠に続いたら」という願いが、歌詞全体に散りばめられています。特に、「We can make believe this world will never end(この世界が終わらないと信じられる)」というフレーズは、若さゆえの無邪気な夢と、現実の儚さを同時に描き出しています。

エリック・カルメンはこの曲を書いた時、自身の10代から20代前半の感情をそのまま引き出したと言います。「当時の僕は、愛も青春もすべて分かっているつもりだった。でも実際は、何も分かっていなかった」と後に語っています。この言葉が示すように、『Let’s Pretend』は不完全だからこそ美しい青春そのものを映し出しています。


大ヒットの影響とその後の人気

『Let’s Pretend』は、アメリカ国内外で大ヒットを記録し、ラズベリーズの代表曲として知られるようになりました。結婚式やプロムなど、特別な場面で使用されることが多く、多くのリスナーにとって「青春時代にタイムスリップできる曲」として親しまれています。

日本でもこの曲は愛されており、「青春ドラマのエンディングにぴったり!」という意見が多く聞かれます。あるラジオ番組では、「この曲を聴くと、あの頃の恋愛に戻ってやり直したくなる」といったコメントが寄せられるほど、共感を呼び続けています。


終わりに:『Let’s Pretend』が届ける青春の魔法

『Let’s Pretend』は、ラズベリーズが残した音楽的な宝物のひとつ。青春の儚さ、愛の甘酸っぱさ、そして現実逃避の心地よさを詰め込んだ一曲です。この曲を聴くと、誰しもが心の奥底に眠る思い出を呼び起こされ、少しだけ現実を忘れて夢に浸りたくなるのではないでしょうか。まだこの曲を聴いたことがない方は、ぜひ一度耳を傾けてみてください。

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