【12月12日】は、ディオンヌ・ワーウィックの誕生日-『愛のハーモニー(That’s What Friends Are For)』を紹介!

今日は、ディオンヌ・ワーウィックの誕生日です。

今日(2024.12.12)はディオンヌ・ワーウィックの84才の誕生日(1940年12月12日)です。おめでとうございます。

今日の紹介曲:『That’s What Friends Are For』-ディオンヌ・ワーウィック(公式動画からご覧ください。)

僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・♫

My Age 小学校中学校高校大学20代30代40代50代60才~
曲のリリース年1985
僕が聴いた時期

もとは、1982年の映画『ラブ IN ニューヨーク』のサウンドトラックに収録されたロッド・スチュワートのバージョンなのですが、ディオンヌ・ワーウィックが歌ったこちらの方がヒットしました。

この曲がとても好きか?と訊かれたら、正直少し戸惑いますが、曲が出来た背景や、彼らの行動を見ると紹介に十分値する曲だと思っています。

ディオンヌ・ワーウィックの名曲『That’s What Friends Are For』と友情の魔法

ディオンヌ・ワーウィックの代表曲『That’s What Friends Are For』。この曲が持つ魅力を一言で表すなら、「友情の魔法」でしょう。1985年にリリースされるや否や、世界中で愛され、友情や思いやりの象徴となりました。この楽曲の背後には音楽の力を超えた、数々のドラマとエピソードが隠されています。さあ、少しくだけた調子でこの名曲の深掘りをしていきましょう!


音楽界のオールスター大集結!

まず注目すべきは、この曲に参加したメンバーの豪華さ。ディオンヌ・ワーウィック、スティーヴィー・ワンダー、エルトン・ジョン、グラディス・ナイトという「音楽界のドリームチーム」が一堂に会しました。この布陣だけで、当時の音楽ファンは大興奮!しかし、その制作現場ではちょっとした笑い話も生まれたそうです。

収録中、スティーヴィー・ワンダーが「僕のハーモニカソロをもっと長くしたらどうかな?」と提案したところ、エルトン・ジョンが「それだと僕のピアノパートが短くなるじゃないか!」と軽口を叩いたとか。グラディス・ナイトが「まあまあ、みんな落ち着いて」と母親役を買って出る一方で、ディオンヌはその様子を見て、「これが友情ってやつよね」と大笑い。このやりとりこそ、この曲が象徴する「友情の力」を体現していると言えるでしょう。


背景にある深いテーマ

『That’s What Friends Are For』は、友情や支え合いをテーマにした感動的なバラードですが、それ以上に深いメッセージを秘めています。当時、世界はエイズ危機の真っただ中。多くの人が恐怖や偏見に苦しんでいました。この曲の収益がエイズ研究基金に寄付されたことからもわかるように、この楽曲は社会的なメッセージを持つ「ミュージカル・アクティビズム」の一環でもあったのです。

この寄付のアイデアを最初に提案したのはディオンヌ自身でした。彼女の提案に、エルトン・ジョンは「これこそ僕たちが歌うべき理由だよ!」と大賛成。グラディス・ナイトも「友情を歌うなら、行動で示さないとね」と背中を押しました。そしてスティーヴィー・ワンダーは例によって「僕のハーモニカソロも友情の証だよ!」と笑わせながら、このプロジェクトに全力を注いだのです。


ヒットの裏で広がった友情の輪

この曲は1986年のグラミー賞で「最優秀ポップ・パフォーマンス賞(デュオまたはグループ)」と「最優秀楽曲賞」を受賞し、チャートでも堂々の1位を獲得しました。当時、エルトン・ジョンは「僕の派手な衣装よりも目立つ成功だね」とコメント。さらに多くの人の笑いを誘いました。

また、この曲はイベントやコンサートで友情のテーマソングとしてたびたび使用されるようになり、ある地域ではこの曲を聴いて感動した人たちが、友人に花束を贈る習慣を作ったとか。そのせいで、「僕も友達だよね?」と花束をおねだりする人が続出し、少し困ったことにもなったそうです。


今なお愛される友情のアンセム

リリースから約40年経った今でも、『That’s What Friends Are For』は多くの人の心をつかんでいます。SNSでは、この曲を背景に友情のエピソードが投稿され、感動の輪が広がっています。ある高校の合唱団がこの曲を歌うことでいじめ問題を解決した話や、結婚式で友人たちがサプライズパフォーマンスを披露し、新郎新婦を号泣させたエピソードなど、現代でもこの曲が友情の象徴であり続けていることを物語っています。


友情の力、音楽の力

『That’s What Friends Are For』は、友情の尊さを称え、人と人がつながることの美しさを教えてくれる楽曲です。スティーヴィーのハーモニカ、エルトンのピアノ、グラディスのソウルフルな歌声、そしてディオンヌの優雅なボーカルが見事に調和し、聴く人すべてに癒しと希望を与えます。

もしこの曲をまだ聴いたことがないなら、今すぐプレイしてみてください。そして、そばにいる大切な友人にこう言ってみましょう。「君がいてくれるから、人生はもっと素晴らしいよ」と。この曲があなたと大切な人との絆をさらに深めてくれること、間違いありません。

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