【1月22日】は、スティーヴ・ペリーの誕生日-『オー・シェリー(Oh Sherrie )』を紹介!

今日は、スティーヴ・ペリー(Steve Perry)の誕生日です。

今日(2025.1.22)が75歳の誕生日(1949/1/22生まれ)です。おめでとうございます。

スティーヴ・ペリー(Steve Perry)は、アメリカの歌手、ミュージシャンで、ロック・バンド、ジャーニーの元ボーカリスト。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第76位です。

今日の紹介曲:『オー・シェリー(Oh Sherrie )』-Steve Perry-です。まずは公式動画をご覧ください。

超約

この曲「Oh Sherrie」は、別れるべきだと分かっていながらも、まだ愛にしがみついてしまう心情を歌っています。
過去の傷や言い争いを乗り越えられずにいる一方で、互いの情熱や絆も断ち切れずにいるのです。
本当は離れたほうがいいと頭では理解していながら、心がどうしても離れられない――そんな葛藤が込められています。
🎵 公式クレジット
スティーヴ・ペリー「Oh Sherrie」(公式ミュージック・ビデオ)
© 1984 コロムビア・レコード/ソニー・ミュージック・エンタテインメント

🎧 2行解説
元ジャーニーのボーカリスト、スティーヴ・ペリーが放ったソロ代表曲。
伸びやかな歌声と華やかな80年代サウンドで全米トップテン入りを果たした名曲です。
🎵 公式クレジット
ジャーニー「Oh Sherrie(Live Detroit)」【RCF制作・公式映像】
© 1983–1986 RCF / Columbia Records(ライブ映像編集により構成)

🎧 2行解説
スティーヴ・ペリーのソロ曲「Oh Sherrie」を、ジャーニー在籍期のライブ映像で構成した公式クリップ。
フィラデルフィア(1983年)やデトロイト(1986年)公演の映像を組み合わせた特別版です。

僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・♫

My Age 小学校中学校高校大学20代30代40代50代60才~
曲のリリース年1984
僕が聴いた時期

僕が彼を知ったのは大学時代終盤に聴いたジャーニーでの活躍ですが、今日ご紹介するのはバンド活動と並行して行ったソロ活動の時の曲。彼のジャーニーにおける役回り活躍ぶりは評価に値するものですが、また別の機会に紹介いたします。

この曲を聴いたのは、サラリーマン3年目の頃ですかね。そろそろ転勤かな??なんてこと考えてた時期でしょう。
この曲は当時交際中だった女性への思いを歌ったものです。(^_-)‼
一緒に歌いたくなるような、シャウトする感じがとても好きです。 尚歌ってるのはスティーヴ・ペリー本人です。念のため。

数回聴くと、あなたも
Oh Sherrie
Our love holds on
Holds on
Oh Sherrie
Our love holds on
Hold”ってとこ、歌いたくなりますよ!!!!
 

で、こちらは、おまけですが、オーストラリアのコピーバンドHSCC(Hindley Street Country Club)の同曲の動画です。結構いけてるのでご紹介しておきます。音楽に国境はないですね!!!

スティーヴ・ペリーの「オー・シェリー」:愛と別れが紡ぐ永遠の名曲

1984年、ロックバンド「ジャーニー」のフロントマンとして広く知られていたスティーヴ・ペリーは、ソロデビューシングル「オー・シェリー」をリリースしました。この曲は、彼がジャーニーの活動を一旦離れ、自身の新しい音楽キャリアを切り開くための重要な一歩となりました。ペリー自身の個人的な感情が濃厚に反映されたこの作品は、多くのリスナーに共感を与えました。


恋愛と別れを描く深い感情の物語

「オー・シェリー」は、ペリーが当時交際していた恋人、シェリー・スワフォードに捧げた楽曲です。彼女自身もミュージックビデオに出演しており、この曲全体が二人の関係を映し出す、非常にパーソナルな作品として仕上がっています。歌詞の中で語られる愛する人との別れや葛藤の物語は、多くのリスナーが自身の経験と重ね合わせることで深い共感を呼び起こします。

特に印象的なのは、曲中に繰り返される「君は行った方が良かったかもしれない!」という叫びです。このフレーズは、愛する人を手放す痛みと、その愛が終わりを迎えることを受け入れざるを得ない複雑な感情を表現しています。このようなリアルな感情描写が、リスナーの心に強く響き、この曲を時代を超えた名曲に押し上げています。


ビルボード3位の大ヒット、ソロアーティストとしての成功

「オー・シェリー」は、アメリカのビルボードホット100で第3位、ロックチャートでは1位を獲得するという驚異的な成功を収めました。この結果は、ペリーがジャーニー時代に培った音楽的基盤や彼の卓越した歌唱力が、ソロアーティストとしても十分通用することを証明しました。

本作は彼の初ソロアルバム『ストリート・トーク』からのリードシングルであり、ジャーニーの影響を残しつつも、ペリー自身が新しい音楽的方向性を模索していたことを感じさせます。彼の特有のハイトーンボイスと感情豊かなメロディーラインは健在であり、多くのファンにとっても新たな魅力として受け入れられました。


斬新な構成と時代を映すサウンド

「オー・シェリー」の楽曲構成は、当時のポップロックとしては非常にユニークでした。ペリーのアカペラによる力強い歌声で始まり、その後キーボードとギターが徐々に加わる構成は、楽曲全体にドラマチックな緊張感と感動を与えています。聴く者はこのダイナミックな展開に引き込まれ、曲が終わる頃には感情の高まりを感じずにはいられません。

また、80年代を象徴するシンセサイザーの音色や、エレキギターの力強いリフもこの曲の特徴です。これらの要素が時代の空気感を強く感じさせつつも、普遍的な魅力を持つ楽曲に仕上がっています。


中世風ミュージックビデオのユーモアと衝撃

「オー・シェリー」のミュージックビデオ(一番最初の動画です)もまた、当時の音楽業界で話題となりました。中世ヨーロッパをイメージした世界観の中で、ペリーは騎士のような衣装をまとい、恋人役のシェリーと共演します。そのユニークな演出はMTVなどの音楽番組で頻繁に取り上げられ、視覚的なインパクトを与えるだけでなく、楽曲の世界観をさらに広げるものとなりました。

ビデオの中でのコミカルな演技や少し不器用な仕草は、ペリーの意外な一面を垣間見せ、ファンにとっても印象深いものとなりました。このギャップが「オー・シェリー」をさらに記憶に残る作品へと昇華させたと言えるでしょう。


ジャーニーとペリーの新たな挑戦

ソロ活動を始めたペリーの決断は、ジャーニーにとっても大きな変化をもたらしました。ペリーの存在感がバンドの音楽スタイルを大きく左右していたため、彼のソロ活動がバンド内での音楽的な方向性やダイナミクスに影響を与えたと言われています。

一方で、「オー・シェリー」の成功は、ペリーがいかに多才で独立したアーティストであるかを証明しました。この曲が生み出した後続アーティストへの影響は計り知れず、多くのロックバンドやシンガーがペリーのハイトーンボイスや感情的な表現スタイルを模倣しました。


今も続くペリーの音楽の旅

スティーヴ・ペリーは2018年、24年ぶりのソロアルバム『Traces』を発表しました。このアルバムは、変わらぬ歌声と深みのある楽曲で、ファンから大きな支持を受けました。「オー・シェリー」は今なお、ライブや音楽イベントでの定番曲として親しまれています。

ペリーの音楽は、時代や世代を超えて新しいリスナーに影響を与え続けています。その中で「オー・シェリー」は、彼の代表曲として輝き続けるでしょう。


結び:永遠の名曲としての「オー・シェリー」

「オー・シェリー」は、スティーヴ・ペリーの個人的な感情が紡ぎ出した名曲です。愛と別れという普遍的なテーマを、ペリーの卓越した表現力と音楽性で描き切ったこの楽曲は、80年代の象徴としてだけでなく、多くの人々にとって青春の象徴となっています。

この曲がこれからも人々の心に響き続けることは間違いありません。ぜひ一度、「オー・シェリー」を聴き、その魅力を堪能してみてください。

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