今日は、スティーヴ・ペリー(Steve Perry)の誕生日です。
今日(2025.1.22)が75歳の誕生日(1949/1/22生まれ)です。おめでとうございます。
スティーヴ・ペリー(Steve Perry)は、アメリカの歌手、ミュージシャンで、ロック・バンド、ジャーニーの元ボーカリスト。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第76位です。
今日の紹介曲:『オー・シェリー(Oh Sherrie )』-Steve Perry-です。
僕がこの曲を初めて聴いたのは・・・♫
My age | 小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60~ |
曲のリリース | 1984 | ||||||||
僕が聴いた時期 | ● |
僕が彼を知ったのは大学時代終盤に聴いたジャーニーでの活躍ですが、今日ご紹介するのはバンド活動と並行して行ったソロ活動の時の曲。彼のジャーニーにおける役回り活躍ぶりは評価に値するものですが、また別の機会に紹介いたします。
この曲を聴いたのは、サラリーマン3年目の頃ですかね。そろそろ転勤かな??なんてこと考えてた時期でしょう。
この曲は当時交際中だった女性への思いを歌ったものです。(^_-)‼
一緒に歌いたくなるような、シャウトする感じがとても好きです。 尚歌ってるのはスティーヴ・ペリー本人です。念のため。
数回聴くと、あなたも
”Oh Sherrie
Our love holds on
Holds on
Oh Sherrie
Our love holds on
Hold”ってとこ、歌いたくなりますよ!!!!
で、こちらは、おまけですが、オーストラリアのコピーバンドHSCC(Hindley Street Country Club)の同曲の動画です。結構いけてるのでご紹介しておきます。音楽に国境はないですね!!!
スティーヴ・ペリーの「オー・シェリー」:愛と別れが紡ぐ永遠の名曲
1984年、ロックバンド「ジャーニー」のフロントマンとして広く知られていたスティーヴ・ペリーは、ソロデビューシングル「オー・シェリー」をリリースしました。この曲は、彼がジャーニーの活動を一旦離れ、自身の新しい音楽キャリアを切り開くための重要な一歩となりました。ペリー自身の個人的な感情が濃厚に反映されたこの作品は、多くのリスナーに共感を与えました。
恋愛と別れを描く深い感情の物語

「オー・シェリー」は、ペリーが当時交際していた恋人、シェリー・スワフォードに捧げた楽曲です。彼女自身もミュージックビデオに出演しており、この曲全体が二人の関係を映し出す、非常にパーソナルな作品として仕上がっています。歌詞の中で語られる愛する人との別れや葛藤の物語は、多くのリスナーが自身の経験と重ね合わせることで深い共感を呼び起こします。
特に印象的なのは、曲中に繰り返される「君は行った方が良かったかもしれない!」という叫びです。このフレーズは、愛する人を手放す痛みと、その愛が終わりを迎えることを受け入れざるを得ない複雑な感情を表現しています。このようなリアルな感情描写が、リスナーの心に強く響き、この曲を時代を超えた名曲に押し上げています。
ビルボード3位の大ヒット、ソロアーティストとしての成功
「オー・シェリー」は、アメリカのビルボードホット100で第3位、ロックチャートでは1位を獲得するという驚異的な成功を収めました。この結果は、ペリーがジャーニー時代に培った音楽的基盤や彼の卓越した歌唱力が、ソロアーティストとしても十分通用することを証明しました。
本作は彼の初ソロアルバム『ストリート・トーク』からのリードシングルであり、ジャーニーの影響を残しつつも、ペリー自身が新しい音楽的方向性を模索していたことを感じさせます。彼の特有のハイトーンボイスと感情豊かなメロディーラインは健在であり、多くのファンにとっても新たな魅力として受け入れられました。
斬新な構成と時代を映すサウンド
「オー・シェリー」の楽曲構成は、当時のポップロックとしては非常にユニークでした。ペリーのアカペラによる力強い歌声で始まり、その後キーボードとギターが徐々に加わる構成は、楽曲全体にドラマチックな緊張感と感動を与えています。聴く者はこのダイナミックな展開に引き込まれ、曲が終わる頃には感情の高まりを感じずにはいられません。
また、80年代を象徴するシンセサイザーの音色や、エレキギターの力強いリフもこの曲の特徴です。これらの要素が時代の空気感を強く感じさせつつも、普遍的な魅力を持つ楽曲に仕上がっています。
中世風ミュージックビデオのユーモアと衝撃
「オー・シェリー」のミュージックビデオ(一番最初の動画です)もまた、当時の音楽業界で話題となりました。中世ヨーロッパをイメージした世界観の中で、ペリーは騎士のような衣装をまとい、恋人役のシェリーと共演します。そのユニークな演出はMTVなどの音楽番組で頻繁に取り上げられ、視覚的なインパクトを与えるだけでなく、楽曲の世界観をさらに広げるものとなりました。
ビデオの中でのコミカルな演技や少し不器用な仕草は、ペリーの意外な一面を垣間見せ、ファンにとっても印象深いものとなりました。このギャップが「オー・シェリー」をさらに記憶に残る作品へと昇華させたと言えるでしょう。
ジャーニーとペリーの新たな挑戦
ソロ活動を始めたペリーの決断は、ジャーニーにとっても大きな変化をもたらしました。ペリーの存在感がバンドの音楽スタイルを大きく左右していたため、彼のソロ活動がバンド内での音楽的な方向性やダイナミクスに影響を与えたと言われています。
一方で、「オー・シェリー」の成功は、ペリーがいかに多才で独立したアーティストであるかを証明しました。この曲が生み出した後続アーティストへの影響は計り知れず、多くのロックバンドやシンガーがペリーのハイトーンボイスや感情的な表現スタイルを模倣しました。
今も続くペリーの音楽の旅
スティーヴ・ペリーは2018年、24年ぶりのソロアルバム『Traces』を発表しました。このアルバムは、変わらぬ歌声と深みのある楽曲で、ファンから大きな支持を受けました。「オー・シェリー」は今なお、ライブや音楽イベントでの定番曲として親しまれています。
ペリーの音楽は、時代や世代を超えて新しいリスナーに影響を与え続けています。その中で「オー・シェリー」は、彼の代表曲として輝き続けるでしょう。
結び:永遠の名曲としての「オー・シェリー」
「オー・シェリー」は、スティーヴ・ペリーの個人的な感情が紡ぎ出した名曲です。愛と別れという普遍的なテーマを、ペリーの卓越した表現力と音楽性で描き切ったこの楽曲は、80年代の象徴としてだけでなく、多くの人々にとって青春の象徴となっています。
この曲がこれからも人々の心に響き続けることは間違いありません。ぜひ一度、「オー・シェリー」を聴き、その魅力を堪能してみてください。
【Oh Sherrie: 歌詞】
You should’ve been gone
Knowing how I made you feel
And I should’ve been gone
After all your words of steel
きみは去って当然だったんだ
僕が傷つけたことを思えばね
僕が去っていくべきだったんだ
きみも冷たい言葉を言うしかなかったねOh I must have been a dreamer
(must have been a dreamer I know)
And I must’ve been someone else
(someone else)
And we should’ve been over
(over now)
夢を見過ぎてたのかもしれない
(そうさ楽天的すぎたんだ)
それとも自分を誤魔化していたのかも
(別な人になろうとしてた)
ふたりは終わっても仕方なかったんだ
(終わろうとしているのかい?)Oh Sherrie
Our love holds on
Holds on
Oh Sherrie
Our love holds on
Holds onああ シェリー
僕らの愛はまだ終わってないよ
まだ頑張っているんだ
ああ シェリー
僕らの愛はまだ続いてるよ
生き残ろうとたたかってるよOh, I want to let go
You’ll go on hurtin’ me
You’d be better off alone
If I’m not who you’d thought I’d beああ 僕もあきらめてしまうかも
きみがこのまま僕を傷つけ続けるのならね
きみもひとりで考えてみてほしい
僕はきみが望むような奴になれないよOh, you know that there’s a fever
(there’s a fever I know)
Oh, that you’ll never find nowhere else
(nowhere, nowhere else)
Can’t you feel it burnin’ on and onああ 僕たち 愛の情熱に包まれてたね
(あの情熱は二度とないよ)
他のどこにも見つからないよ
(そんな愛 どこにもない)
僕たちの愛の炎が
まだ燃え続いているのを感じないかい?Oh Sherrie
Our love holds on
Holds on
Oh Sherrie
Our love holds onああ シェリー
僕らの愛はまだ終わってないよ
まだ頑張っているんだ
ああ シェリー
僕らの愛はまだ続いてるよ
生き残ろうとたたかってるよ(guitar solo)
Oh Sherrie
But I should’ve been gone
Long ago, far away
Now I know you’d lie
You’ll stayああ シェリー
僕は出ていくべきだったね
とうの昔に
どこか遠くへ
でも今はきみもウソつきさ
だってきみはここにいてくれるんだからOh Sherrie
Our love holds on
Holds on
Oh Sherrie
Our love holds on
Holds onああ シェリー
僕らの愛は続いているよ
今もなお燃えているんだよ
ああ シェリー
僕らの愛は強くなってる
日増しに大きくなってるよOh Sherrie
Our love holds on
Holds onああ シェリー
僕らの愛を感じるだろう
ずっと続いていくんだHold on, ooh Sherrie
二人で愛を育てていこう
シェリー引用:「日本語訳 by 音時」より
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